表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
253/561

製造整理

「と、言う訳だ」


「そうか。自分達も勝手に、線を引いて思い込んでいたって事か」


「まさかマチルダ1が相手に居たとはね」


「そうだ。武装が機銃のみだったからまだ良かったが、マチルダ2が出て来たら、かなりの損害が出た。こっちの生産能力や数を揃えるのを優先していたから仕方ないが、色々見直す事にした」


「どうするの?」


「まず、戦車だがハ号は、製造中止しパンターに切り替える。ハ号は車体のみ製造し、50mm野砲、37、20の固定式に機動性を持たせる」


「50mmの対戦車砲は?」


「あれはあれで砲は製造中止だが、要塞配置のは隠匿が高いのでそのまま」


「75mm高射砲はそのまま製造。50、37、20のハ号に搭載換装後は、ハ号の75野砲型の製造」


「75の再設計ね」


「そうだ。それと飛行機は、赤とんぼ、52は製造中止。96と98に集中。シュトルヒはそのまま」


「確かにね」


「飛行機は、新型の戦闘機と近接支援の攻撃機、52の後継に当たる爆撃機?長距離攻撃、偵察能力があるやつを。後はアハトアハトを設計を行う事。V2の設計以上だ」


「中々、厄介だな〜。パンターや換装は問題無いけど」


「そうだが、相手も待ってくれない。進めなければこちらが苦戦するからな」


「加農砲は?製造中止?」


「いや。あれは製造継続だ。まず数を揃えたい。他は、ケッテンは最小限でその分ホキに重きを」


「解ったわ」


「各々の頼んだぞ」


わしも油断しておったな。相手もその場に止まっておる訳ないもんな。。。



新型の戦闘機は、何となくだけど設計はしてたから試作機を作るとするか。

問題は、近接機と爆撃機か。まず近接機はどんなのが良いのかな。急降下爆撃機なのかな。今うちに無いし。となるとJu87かな固定脚だし。エンジンは1800があるからかなり強力。なのでどうせなら、37mm積んだのもあったよな。これを翼内に搭載させて、基本武装か?取外ししやすい様に設計しといて、20やMGに変更も可能にしとくか。

更に爆装、増槽も装着できる様にしとけばかなりの対地攻撃能力があるだろ。

爆撃機はどんなのが良いのかな。。一式陸攻を基本ベースにしてみるか??初の双発機なるな。



V2とは。。のぶめ!また記憶を見てたか。しかしV2とはかなりの難度。。うーん。やってはみるけど。まず小型試作品を作るか。エンジンなんて簡単じゃ無いんだよね。。


あっ!違う!違う!!V2を再現じゃ無い!!


のぶが言っていたのは、恐らくV1より遠くに攻撃できる奴!!と言ってもな。。。

飛行機に搭載?更に命中率は下がる。大型化が無難かな???



夜襲による損害は軽微と。まずまずだな。しかし完全に要塞位置は把握されたな。撃破した敵戦車は、回収しておくか。パンター戦車はかなり強力だな。ミカ隊長の力も大きいが。。ハ号で十分かと思ったが、まさかマチルダ1があるとはな。砲搭載型だったら非常に不味かった。対戦車地雷を多めに設置するか。


「ミヤ司令。あれ良いんですか??」


「あれ?とは??」


「新型の戦車。ミカ隊長が気に入って、戦車に赤いラインを入れてますが。。。」


「。。。まあ良いだろ。。。」



先日、撃ち落とした敵の爆撃機を回収したけど、エンジンが水冷式とはな。技術的に向こうの方が進んでいるのか?と言ってもな、まだまだ未熟ですな。こっちは空冷の最新。うむー。水冷式エンジンも開発しとくべきなのかな。


「次期領主よ。何を難しい顔をしておる?」


「これはこれは北の国の‥」


「非公式な場なので、そんなに堅苦しくなくて良いぞ。先程小耳に挟んだんだが、赤とんぼに余裕があるのか?」


「まあ、多少はですかね?」


「妾の軍には、操縦出来るのも妾しかおらん。戦況も聞いたが、まだ出番は先になりそうだ。妾の軍からも志願者を募って操縦士を増やそうと思うんだが」


「うーん」


確かに操縦士も増えてるけど多いに越した事はないな。


「解りました。自分から軍に伝えますので、直ぐにやりましょう」


「解った!任せたぞ。妾も戦闘機とやらを操縦してみたい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ