必要な物は多いです。。
「ちょっと待ってよ!それちゃんと書ける?」
「書けるんじゃないかな?何で?」
「鉛筆芯の部分の材料が違うはずよ」
「カッターある?」
「カッターは、無いが私が短剣かっこいい持ってるぞ」
短剣って。。。
「現代品には、敵わないがまあ書けそうだぞ」
「何故!?」(うーーん)
「じゃあ、纏めるかな」
小麦、大豆は2倍の早さで生産可能。
さつまいもは3ヶ月程度で生産可能。
砂糖、生産可能。
醤油、味噌、生産可能。
クロスボウ、生産可能。
ファイヤーピストン、生産可能。
鉛筆、生産可能。
「こんな所か?」「そうだね」
「次に、見つけた物?かな」
陶器を作れそうな、粘土。
稲。
砂金。
小さな鉄鉱石。
淡水真珠。
「これぐらいか?」「そうかな」
「これからは、抜け漏れが無いか木の板と鉛筆を持ち、書き込む事にしよう」
「後は必要な物か」
一輪車。
リヤカーみたいな物。
石灰(貝殻)。
用水路。
水車。
「これぐらいか?他にあるか?」
「農具の更新をお願いしたい。それと馬鍬、脱穀機、唐箕かな」
「馬鍬と唐箕って何だ?」
「馬鍬は、牛とか馬が引いて土を耕すやつだ、唐箕は、脱穀した後に異物を風で弾くやつよ」
「あー。何と無く解るぞ」
「実物を見た事ないから、直ぐに作れないかもな〜」
「まずは、馬鍬だな」
「そうだね」
「次は、これから何をするか?か。さとるは?」
「そうだね。その馬鍬?時間が掛かりそうだし」
「さくらは?」
「そうね。そうそう忘れてたわ。砂金見つけた時の事。石を一つづつ鑑定掛けてたんだけど、面倒だから、逆に砂金鑑定って言ってみたのよ。そうしたら至る所に有るのを見つけたわ」
「なるほどな。そう言う使い方も有るのか」
「なので、私は色々な鉱石や他に思い付いた事をやってみるわ」
「みどりは?」
「肥料作り。肥料を撒くと言う概念が無かったわ。大森の近くなら落ち葉から作られると思うし、さつまいものツルを見付けたのもそこなので、他に何か有るか探して見る。私も言うの忘れてたわ、畑に手をつけてた時に、耕すイメージをしてたら、土が混ざっていたわ」
「魔法は、各々特性に影響してるのかな!?まあ、魔法が使えた時は、直ぐに報告かな」
「母さんは?料理開発か?」
「ちょっと待って!お母さんにやって欲しい事あるんだけど」
「何?みどり?」
「私、落ち葉から肥料を作ろうとしてるのよ。落ち葉も発酵してから肥料よ。お母さんが作った味噌も発酵。肥料が出来るはず」
「なるほどな、試す価値はありそうだ!」




