接近
「司令!爆煙の後方に、移動する物が」
「装甲車か?」
「いえ。ルノーです!」
「もしもし、ルノー発見です!爆撃と同時の侵攻です!」
「ミヤそちらは任せたぞ」
「ミリオタ!加農砲を使う!18km近辺に撃ち込め!」
「解った。指示する」
味方の確認もせずに爆撃と同時侵攻だと。全くあいつら兵を何だと思っておる。
「司令、ルノー数台距離、3km!」
爆撃で塹壕を平にしたのか??
「50mm!よく狙え!800m迄引きつけるぞ!」
「その後ろに、装甲車も!」
「装甲車は、ほっとけ!まずルノーをやる」
「よし!撃て!ルノーをやった、装甲車を狙え!」
50mmでこの距離なら当たれば、一撃で大破させられる。
「ルノー!次々と命中!装甲車も被弾命中!」
「撃ち方やめ!少し様子を見る!」
「何台、やった?」
「ルノーが13に、装甲車、6ですね。兵を出しますか?」
「いや。出さないで良い」
破壊した戦車が目印になってしまうが仕方ない。戦車や装甲車を何台持ってるんだ?
「ミヤがルノーと装甲車をやったぞ」
「良かったわ。加農砲は撃って居るけどこのまま撃ち続けるの?」
「そうじゃ!嫌がらせになるだろ。様子は見れんが」