海も
「ミリオタ!全部発射後の残りは有るのか?」
「15機は有るけど残りは組立中。明日までになら全部で、30機になるわ」
「そのまま製造続行だ!」
「勿論よ」
「そろそろ着弾だが何も解らんな」
「20機は当たって欲しいけどね」
まあ、全機外れてもまだまだ手はある。さて帝国はどう出るか?楽しみじゃ。
ミヤからだと先遣隊らしきのは、ほぼ全滅させれたらしいから、後方の帝国は情報が無くなったはず。飛行機を飛ばしてくるだろな。
「電探!変化はあるか?」
「今の所何もありません!」
被害が出てれば、飛ばないはず。偵察にも行けないはず。成功したのかな。350地点の奴ら包囲されそうだから、撤収してしまったからな。
それとも52の偵察型を飛ばすか?いや。まだか。
「ミヤ司令!敵無線傍受ですが相当混乱している模様です。空、飛ぶ、突撃、飛行、集中等です。何処と交信してるんだ?」
攻撃は成功した様だな。
「頂上へ連絡、攻撃成功せり、尚、規模不明」
「ミリオタ!規模は、解らんが攻撃は成功だ。奴らかなり混乱してるみたいだぞ」
「良かった。相手はこれからどう動きそうなの?」
「恐らくは、被害調べて、先発隊と連絡取れなくて、飛行機を飛ばすと。残骸見つけて、再度、先発隊か、本隊かって流れがな」
「うーん。加農砲はいつ使うの?」
「結局、一門しか無いからな。嫌がらせ攻撃だな。なのでまだ先だ!」
「ラーライより、我が海軍到着せりです」
「ラーライへ、そちらに指揮権を渡すが、戦術はこちらに従って貰うと!」
「解りました!伝えます」
海軍もあっちについたな。電探も装備。海は問題無かろう。しかし海防艦がもっと生産出来ればなぁ〜。急遽PTボートを製造しておいて良かったわい。
問題は地上と空だ。どう動くよ帝国さんは?
「ん?電探に感有り! 3機!!」
「偵察機が飛んできたな!」
「要塞方面に向かってます」
「電話を!もしもしミヤ、飛行機が飛んできたの確認してるな?」
「勿論してます。奴が戻る時に合わせて、シュトルヒを偵察に飛ばします」
「よし、それで行くぞ!」
「ちょっと待ってください!電探に感有り!30機前後!」
「なに!?さっきの3機は?」
「そのまま直進中」
「どの辺だ?」
「1機は、要塞上空です」
単に、偵察か?後の30機前後は、何じゃ!?
「30機前後、偽塹壕手前です」
「ミヤそっちはどうなっておる?」
「目視しました。偽塹壕へ爆撃を開始しました」
「偵察機は、更に奥におるのは解っておるな!」
「はい。シュトルヒは飛ばしません」
「帝国の奴ら、味方の確認もせずに爆撃したのか?」
「今の所、そうなりますね」
「捕虜は、何か言っておったか?」
「いえ。特に目星い情報はありませんでした」