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近づく足音

「もう時期、始まりますな」


「そうだな。まあまだ1ヶ月後位かな」


「そうですな。帝国がどの編成で来るか。騎兵のみでも中間の街から2週間位ですからね」


「問題は、帝国がどう仕掛けて来るか。飛行機をどう使って来るかだな」


「通常だと、制空権を取ってから、地上兵力を移動ですが」


「こればかりは出方を伺わないと何とも言えんな」


「350地点、250地点に帝国が入って来てからですかね?」


「そうだな。そこで判断するしか無いかな。まあ、準備はしておるしな。ミヤ!グランと士官達、集合の連絡を入れておいてくれ。わしは兵舎へ行って来る。」



「訓練中に、集まってもらって悪かったな。中間の街に、帝国の斥候らしき人が入った」


「遂に再侵攻ですか?」


「恐らくな。1ヶ月程度先だと思うが。そこでだ。お主らの考えを聞きたい。帝都からの避難民もこちらに来た。そこからの志願兵が250名程度集まり訓練中の話も聞いておる。この兵力をどうするかだ」


「それは、ここで戦えと言う事ですか?」


「いや。そう言う事でない。今回纏まった人数が集まったのは喜ばしい事だが、時間が余りない。今までは難民から志願兵は、1ヶ月以上の訓練が行えたが、避難民からの訓練は、これからに近い。それなら、国戻すのを1度止めて人数が纏まったので、兵団としての訓練に変更でも良いかとも思っておる。そこでお主らに問いかけておる」


「その兵団を編成する事には、賛成です。時間からしても、練度を上げるには1ヶ月以上掛かりますので、ここで始まるかもしれない戦いは間に合いません」


「了解した。その方向で一部訓練の変更を頼んだぞ」



もう時期再侵攻か。頂上は対空火器で固めてと。固定式対空ロケットもやっと完成し配備出来たわ。後はやっと完成した九六式十五糎加農も一門配置完了と。試射も弾着も確認済み。出来ればこれも大量生産したいけどそうもいかず、あと一門が間に合うかどうかだわ。


車両関係は、生産効率も上がって大分揃ったかな。皆んなからもここを改善した方がいいと提案も貰って即導入。良い流れだ。でも飛行機は流石に中々車両とは違うな。


燃料の原料もたっぷり。燃料自体もね!タンクの増設もしてるけど間に合わなそうだから、ジェリカンに入れて保管もしてるわ。この缶便利ね。まあ私には重くて持てないけど。ち

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