休みのはずが
あいつら少しは休めたのかな?領主屋へ行ってみるか〜。
「おーす!皆んな休めたかー?って何でそんなにぐったりしてるの??」
「いやー。領民の人達がいつも世話にってるって引っ切り無しに、訪ねてきて‥」
「そうなの???」
「いつも中々ゆっくり話せないからって、飲み食いしたり‥3日間どんちゃん騒ぎ‥」
「そっか‥まあ慕われてるって事だよ!」
あれ。。余計に疲れさせてしまった。。
「のぶさん‥‥」
「何だ、ムムカ。コソコソと」
「ちょっとこっち来てくださいよ」
「んー?何じゃ?」
「これですよこれ!」
「ん?封印が有る、貨幣箱じゃ無いか」
「そうなんですが‥」
「何だよ!」
「8320箱来てます」
「はい??一箱何枚入だっけ?」
「100枚です」
「何じゃこの量は!!」
「帝都からですよ!こんなのどーするんですか!」
「彼奴!送ると言ってたがこんなに!?取り合えずは、お前!隠し持ってろ!!」
「えーーーー」
どんだけ送って来てるんだよ!確かに確認しなかったけど!一体どうやってあんなに!?
毎日1日が過ぎるのが早いな。充実してる証拠笑
「のぶさん!電話ですよー」
「もしもし、おーミヤか。どーした。遂に来たか。108名か。続々と来ると思うんで対応頼むぞ」
帝都から来たか。さーて。様子を見に行くか。
いつもながら、難民を見ると哀れに思うな。皆疲れ切っとる。無理もない。。国を追われて、しかも敵国での潜伏生活に、挙句に訳分からん土地に避難だ。ここでの生活に早く慣れてくれると良いんだが。。
「のぶ殿で有りますか?」
「そうだが。手紙?」
「はい。お渡し致します」
奴からか。
よう!のぶ。配下にこの手紙を持たせた。帝都から続々とそちらに送り込む。先発隊は少人数だが、第2、第3隊は各1000人以上の予定。第4隊は残りを連れて行くので、今の所人数は不明だ。最後を見送ったら私もそちらに向かう。連れてく連中は、身元は調べて問題無いが、念の為に注意しろよ。まあのぶなら大丈夫か。