たまにはお休みを
親父殿に話さんとな。また建築が増えるの。人数が増えるのは、良い事だ。ムカンの連中か。グランにも話しておかないと。
親父殿は、直ぐに建築指示。3000人程度対応と。
グランに伝えたが、帝都にそんな人数が居るとも思ってなかったな。
間者が紛れ込んでる可能性も気をつけないとな。
ミヤにも帝都の話をしとくか。
2か月後位かこちらに向かってくるのは。
戦の前は、何をやるにも不安が残るの〜。
「何やってんだ?」
「のぶさんか。引込み脚の実験だよ」
「飛行機の脚か?」
「そうそう。脚をしまえれば、速度も燃費も上がる!けどこれが中々難しい」
「今ある飛行機も良くなるのか?」
「今のは無理だよ。脚を入れる所がない。新規設計しないと無理」
「そうか〜」
「これが中々難しい。小型機のが出来ないと、大型機のも無理なんだよ」
「中々思い通りにはいかん物だな」
「実験して、改良して、また実験だよ」
「余り無理するなよ」
ちぃーとこの家族達は、打ち込み過ぎるな。
そうだ!
「何突然、家族みんな集めて!」
「いや。お主ら家族は、真面目過ぎる!よって、3日間は仕事するな!休め!領民達に言っておるだ?週に2日は休む様にと!お前ら領主家族が働いてると領民は、おちおち休めぬ!だから休め!」
「そういやー。休みらしい休みとって無いな」
「だから休め!ルカのお店に部屋借りといたからそこで休め!命令じゃ!」
「突然言われてもねー」
「まぁ〜いいじゃない。温泉楽しみましょ」
「そうだぞ。のぶ殿がせっかく用意してくれたんだ」
「そうだよ〜」
気を張り付きでもいかん。たまには良いだろ。ゆっくり休め!