お互いに思い込み!?
ふぅーう。なんて奴だ。。。向こうに近づくのはやめてとこ。
ここに窪みを掘ってあるが、何かを設置するのかな?広めに作ってあるが。。。後で聞いて見るか。
奴からの声も聞けんか。距離のせいか、奴が話し掛けていないかか。
「ミリオタよ、中間の街からの傍受報告じゃ」
「うーん。やっぱり何が何やら?」
「だなー。でも、蟻と扉ってのが多く出て来るな」
「そう言われるとそうね」
「蟻が金貨の事で、扉が飛行機かエンジンか?。寒中、蟻が、湧く。それと。扉が固く、水が枯れる」
「うーん。空から金貨が降って来たか」
「しかし、母殿待ってるんだが、戻って来ないな」
「あー今は、秘密の作業中よ」
「そうなのか?じゃあ、二次元の所へ行くかな。奴は何処におる?」
「今日は、研究室かな」
「おす!」
「どうしたのさ〜」
「52の件なんだが、輸送型を‥そうだな、時期を見て3機欲しい」
「輸送型を?偵察に使ってる機は別で?」
「そうだな。あれでもまあ良いんだが、出入口をもう少し大きくした奴を」
「それならドアの変更だけだから簡単だよ。時期ってのは??」
「そうだな。今から4か月目位には、欲しいかな」
「解った」
輸送型が3機有れば足りるよな。いざとなれば、偵察型にも積めるしな!それとムムカに確認か。
「ムムカー!おるかー?」
「何でしょか?」
「荷馬車って余裕あるのか?」
「余裕あるわけ無いでしょ!ここからどれだけの便が出てると思ってるんですか!」
「だよなぁ〜。どっちも足りない感じか?」
「まあ、そうですね。荷馬車は直ぐに作れますが、引く馬や牛はそうそう増えませんからね」
「こればかりは、直ぐにどうにもならんよな」
「はい。ここに有るケッテンで引っ張るにも、燃料も要りますし、故障もしますので、ここ以外では使えませんし、操作出来人も必要になります」
「うむ。それらはここから出せない。3〜4か月後だと、何荷馬車出せそうだ?」
「うーん。そうですね。20〜30荷馬車じゃ無いですかね」
「そんなもんだよな〜」
「北の国へは、トロッコ列車が出来たので、余裕が有りましたが、その分を中立国へ振り分けましたからね。中立国まで、トロッコ列車引いたらどうですか?」
「距離があり過ぎるし、資材も人員も足らん」
ん?まてよ。要塞まで線路は、出来てるんだからそれを伸ばすってのも手か!
地下に物資運搬用トロッコもあるんだから、あれを多めに作って、要塞から線路を引けば、荷馬車は少なくて済むな。
機関車も多めに作って置けば‥‥。後は、線路を引く作業と線路資材。それらも備蓄進めないとな。トロッコは誰が管轄してるんだ??
トロッコ作ったのは、確か二次元だったよな。
「管轄?車両の整備はしてるよ。さくらじゃない?」
「管轄?レールは作ったけど。私は作っただけだし。みどりじゃない?収穫した作物よく積んでるじゃない?」
「管轄?え?軍が管轄じゃないの?ミヤさんじゃないの?」
「管轄ですか?警備隊長なんじゃないんですか?」
「管轄ですか?物流なんで、ムムカさんじゃないんです?」
「管轄?私は載せる商品だけですよ。鉱山で掘り出してるのも運んでるから、ガイさんじゃ無いんですか?」
「管轄?採れた鉱石の管理はしてるが?領内だから、領主様なんじゃないのか?」
「管轄?のぶ殿じゃないんですか?」
となるとですよ!誰も見てねーじゃねーか!!