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結果的に

何じゃ?この通路は?!随分と長い通路だな!線路も引いてあるぞ。要塞側に通路を作ったの?


何だ!?この広さの空間は??ん?


「ミリオタ!何だ?ここは?」


「あーのぶ。鉱脈を見つけて、掘って行ったら、こうなったのよ」


「そうなのか?」


「トロッコ用の巻上機を設置する空間を作ってたら、作業員から鉱脈見つけたって。ここから降ろすのは手間掛かるけど、新たに探すより掘り進めよう!ってなったのよ」


「それでこんな空間が出来た訳か。それでお前は何してるんだ?」


「折角、広い空間が出来たから、ラーライ側にも掘って、機銃口を作ってみようかと。それとV1をここで生産して、ここから発射しようかと思ったね」


「あー。250kmならギリ届くのか」


「そう。それにここからだと高さが既にあるから射程も伸びるはず、350kmの方も本体の軽量化と炸薬減らした分、燃料詰め込めばどどくかも」


「ほほぉー。なるほどな!」


頼もしい限りだ。さてさて。兵舎行くか。



「グラン新しい奴等はどうだ?」


「戸惑いながらも慣れ始めてます。それに元から士官候補生です。物覚えは早いですね」


「難民からの志願者は?」


「少しずつですが増えたます。30名訓練が終了したら、士官を1名つけて本国に回します」


「そうか。もう聞いておるか?」


「帝国への攻撃なら聞いてますよ」


「内容も理解しておるな?」


「勿論。恐らく遅くとも1カ月以内には、国内は混乱し始める筈です。それから、選択を迫られますが、強硬派が北に、北にと騒ぎ、現場からは、反発。渋々2面作戦。恐らくここへが本命に変わりますね。軍を再編してから再侵攻ですが、糧食の仕入れもおぼつかない。上からやんやんと。時間を取られ、準備不足のまま再度侵攻。恐らく3カ月後前後ですかね」


「流石だな」


「その間、ここでは武器、弾薬の量産。私は、本国へ、人材と武器弾薬を送り続ける」


「そこまで解ってれば、わしから話す事はないな。任せたよ」


残った偽金貨は、中間の街でばら撒くか。ミヤに行って、運ばせよう。そうだな、そこでは、銀貨を回収させるか。

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