恐ろしい奴
ミリオタの言う通りだな。あそこだけとは限らんよな。一部を壊したって認識だな。
かなりの数、飛行機を保有してそうだな。
「ミヤにも見せたのか?」
「勿論よ。でも細かくは解らないって。ミヤさんも自信は無いけど、第一次大戦の爆撃機なら、作戦範囲半径が450km以内じゃ無いかって単発飛行機なら更に短いはずと」
「となると、要塞から半径500km以内に飛行場を作らせなければ、飛行機は飛ばせんな」
「ミヤさんも同じ事言ってたわ」
これが信長か。確かに我々の知識や情報を見たり聞いたりしてたが、その解釈早さや考え方もあの時代の人物がこれ程とは。恐ろしい。
「偵察型で、要塞周りから扇状半径500km以内を飛ばさせて写真も撮ってるわ。飛行場も作りやすそうな場所には、シュトルヒを飛ばして、更に詳しく調べるって」
「その対応がいいな!じゃあ、わしは兵舎に行ってくる!」
「お父さん!あの人私達より数100年前の人だよね」
「ああ、私もそれを思っていた。記憶が間違ってなければ、1582年6月21日に本能寺で亡くなった。私達の442年以上前に生きた大先輩さ。もし私がその時代に生きてたなら、あの人の考えや行動も全く理解出来んかっただろうな」
「親父殿〜言い忘れた!給料金貨450枚分、前借りさせてくれ!」
「はぁ??構いませんよ」
「流石!助かる!!」
「今でも解らんよ‥‥」
あはぁはぁ‥‥‥




