連絡は、しないと!
「それがどうした??」
「お前全く知らないのかよ!」
「何の話してるんだよ!」
「その日、新型の37mm機関砲2基とMG沢山持って帰ったて、ミカ言ってたぞ!」
「へ??日にち的に丁度、あっちに着いた頃か??」
「恐らく。王女旗が有るって事は、それらの試射見学とかじゃ無いよね?」
「不味い!!ルカ回避しろ!」
「あわわわーヤバい37を撃ってきたぞ!!」
「早く回避!直線飛行するな!」
「今やってる!!急旋回して、あわわわ、MGも!機体に当たってる音がすっぞ!」
「もっと低く飛べ!!」
「ばっか逆だ! バッキ‥ゲッケ‥何か直撃した!茶色まみれだ!オイルか!?不時着すっぞ!捕まってろ!」
「お〜い。。ルカ大丈夫か〜?」
「おう。。取り合えず。。」
「これはこれはのぶ殿では無いか!それと飛行場で見かけたな?ルカだったか?2人共見事な、カラフルな色になっておるな〜」
「おめー!!撃ち落とす事はねーだろ!」
「安心しろ!ペイント弾だ!シュトルヒは、無傷な筈だが。見事な着陸だったぞ!」
「ペイント弾??」
「知らんのか?鉛玉の代わりに、ペイントの弾を発射する奴。これでより実戦的な訓練が出来るって話だが。新兵器に近い物だと聞いておるが。のぶ殿も全てを把握してる訳では無いのな」
「脅かすんじゃねー!!」
「それに何用だ?わざわざ」
「例の湖の件だよ!そこから約200kmだ!さっき爆発見てただろ?直線であの位置だ」
「なるほどな!感謝する!まさか他国で実弾を使うとは、何とも嘆かわしいな。のぶ殿」
「えっ?……燃料の補給をしたいのだが」
「最近、よく聞こえなくてな〜。このシュトルヒ、軍向けの仕様になっておるよな?他国に無断で軍用機を乗り付けたり普通はしないよな?よく見るに、これは増槽って奴と後ろの席にも付けておるよな?」
「‥‥‥‥そうですね‥‥」
「まさか最新型のシュトルヒ改良機をのぶ殿自ら納品に来られるとは、妾は凄く嬉しいぞ」
「‥‥‥」
「妾もそれに答えんとな。トロッコが開通したので、そちらの席を取ってやろう!」
「‥解りました‥」
「‥ガタンゴトン‥ガタンゴトン‥ガタンゴトン‥」
「はぁ〜。二次元に呆れらしまった。親父殿からは、北の国から、湖の距離計量と新型シュトルヒ納品、実戦に近い訓練の感謝が届いたと。。そっちは?」
「カンノさんに、話したらゲタゲタ笑われて、こっちも武装してたら撃ち返す事が出来たのにな〜って」
「‥‥はぁ〜疲れた‥‥」
約1800kmか。その手前には2000mの山。
そもそもV1の飛距離から言ったら、約7倍の飛行距離。流石にこの距離は、どうやっても飛ばない。。
飛行機もここからでは無く、近づかないとダメね。せめて半分の距離まで。2000馬力エンジン。一式陸攻クラスの航空機か。。
軍向けのシュトルヒがまさかの北の国へ。話聞いたら笑っちゃったよ。52にの2機目は製作中。そして62戦ももう少しで完成予定か。
さてときを取り直して、中立国から来てるカナトリを訪ねてみるか。
「カナトリはおるか?」
「はーい。ここです!」
「忙しい所申し訳ないな。ちぃと話をしたくてな」
「構いませんよ。何でしょ?」
「本国はどんな感じだ?」
「そうですね。旧領地迄取り戻せたので、対魔物要塞も9割近くしかもかなり頑丈な物が出来そうですね!それも御国のお陰ですよ」
「要塞を作った後は、どんな流れになるんだ?」
「そうですね。要塞の完成も近いですし、旧領地内の整備に入ると思いますが」
「人手は、足りておるのか?」
「う〜ん。正直な所、要塞建築に携わって居る人員をどうするかって話は出てる見たい何ですよね」
「人が余るって事か?」
「その可能性が高いかなと。基本我が国は、魔物の素材を生業としてますし、魔物に関しては、本来他国からの援助でも成り立っておりましたが、こんな状態。本当に御国からの援助や我が国からの商品買取は助かっております」
「いやいや。お互い助け合いさ。もし我が国で中立国からの移住を受付を増やすって事になったらどうだ?」
「それは非常に助かります!実はお恥ずかしい話、要塞が完成に近づいて、現場の士気が落ちてるんですよ。作業員は次の仕事が有るのかと…」
「そうであったか。仕事はこちらには何でも有る。変な意味では無いが、仕事は何でも良ければ移住を増やしてもいいぞ」
「本国に問い合わせしてみます!」
「それとだ。中立国は今後どうするつもりか?」
「どうと言いますと?」
「お前なら解ってるのでは?」
「‥‥私からは言えません‥」
「そうか。悪かったな。移住の話頼んだ」
状況が変わっておったのか。まあこちらとしては、人手は多い方が良いからな。しかしこれ以上は無理そうだな。難民が来る程度で、終わりか。