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発想の違いで

「こんな街外れに、わざわざ何だ?」  


「実験を見せるのにな〜。広い場所が必要でな」


「ミリオタ頼む」


「この箱に入ってる、プルプルの物です」


「ふむ。何かやな臭いがするな」


「木の棒の先に少しだけ塗りますね。そしてファイヤーピストンで火を着けると」


「なっ。簡単に火が着いたぞ!」


「はい。でです、更にこのプルプルに火を着けると」


「これは??」


「名前はまだ決めてませんが、簡単に火がつく物って事で。そして樽で水を掛けて貰いますか?」


「消えないぞ!!」


「一度火がついてしまうと中々消えませんし、しかも長い時間燃え続けるます」


「これを俺に見せて、何なんだ?」


「このプルプルをお前に数十個箱渡しとく。例の鳥を作ってる場所を大体でもいいから囲む様に、3箇所に配置して夜になったら火をつけて欲しい。火を着けるタイミングは、こちらからまた連絡したい」


「3箇所か。大体の位置になるぞ。その真ん中が中心地となる様にか」


「話の早い奴は助かるぜ。プルプルと足のつかないのは、ムムカから受け取ってくれ」


「ああ、解った。だが、それ少し分けてもいいか?長い旅路だと、湿気った拾い技だと中々火がつかなくてな。ここで買ったファイヤーピストンも助かるが、プルプルも欲しい」


「‥‥解った!小さな竹容器が有るので、中に詰めて、ムムカに渡しとくよ」


「新商品が出来たな‥」


「そうね‥‥」


湿気った拾い技でも塗るだけで、よく燃えるプルプル新発売


湖の件も進めんといかんと思って、52借りようとしたら、二次元とカンノが絶対ダメって言われてしまった。まああれは1機しか無いから操縦の練習やら爆撃型作る為のテストや大活躍だしなー。

そこで、軍向けの前1人操縦なら有るって事で、増槽と後ろ席にも燃料タンク付けてもらって、それならいいと。操縦士も貸してくれると。


「何でルカが?」


「俺がその操縦者だ!」


「じゃあ頼むぞ〜」


「任せろ〜」


「まだ、工事そんなに進んでなさそうだな!」


「そうだな〜、まだ始まったばかりだし、10km位か?」


「それぐらいだな〜上からだと丸わかりだな!」


「あー。そうだな!」




「もう少しで、前方に湖が見えてくるぞ」


どれどれ。双眼鏡でと。大きいな。確かにこの水源が有れば、水不足にはならんか。深いのかな??


「のぶー!このまま方向でいいのか?」


「あー頼む!残りの燃料は?」


「まだ、4分の1使った程度だ!」


「じゃあ行ってみるか!」



「2時間近く飛んだが見えてきたかー?」


「いや。まだだな。燃料も半分より少し多い位だぞ。そろそろ戻らないと」


「そうだな!森の中で墜落なん‥」


「見えたぞ!草原が!」


「行ってみるか!!湖から200km程度だな」


「おうそうだ!行くぞー」


「森を抜けた!目印に!手榴弾を爆発させる」


「のぶ!待て!」


「あー?もう引っ張って落としたぞー!あはは。木が吹き飛んだぞう」


「何だよ一体?」


「14時方向!軍隊らしき物発見!」


「はぁ〜??  本当だ!丁度いいんじゃないかな?目印付けてやったんだから。王女旗があるぞ!あの女狐が指揮してるのか!近づいて見ようぜ!からかってやろう!」


「それはいいが、あっちに連絡してるんだよな?」


「してないよ」


「近づいていいのか?」


「へっぽこ軍隊だからへーきへーき」


「因みに何だが、近衛隊って何だ?」


「近衛隊??近衛ってのは、王室とかの直下の部隊だ。護衛とか。普通は選りすぐりの精鋭を集めた部隊的な。何だ突然?」


「お前知らないのか?」


「何が?」


「あの帝国に偵察行く日の事!前日まで、ミカ指揮と近衛隊が訓練してたの?」


「そうなの??」

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