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現実的に?

無事に飛んだか。どれ位の飛行時間になるか解らんが、気長に待つとするか。


「速度、200。高度2000このまま進む。操作機、固定。ルカ、計器機から目を離すなよ」


「了解!」



「航空士より、1時間経過!」


「副操縦士より、前方ラーライ側の森らしき物。数分後に森上空に到達」


日は上がってきたな。この森も上から見るとまた深いなぁ。色が黒く見えやがる!この先には、帝国か。わしも写真撮っておくか。


「航空士より!2時間経過!」


約400kmか。下は一面の森。確かにこんな所に迷い込んだら、出て来れんな。。


「ミカより、15時方向に森の切れ目発見!湖?らしき物見ゆ」


ん。よく見つけたな。双眼鏡でどうにか見える。

「副操縦士からのぶへ!中の燃料タンクはどうだ?」


「のぶより副操縦士へ、目盛の半分程度だ!」


「副操縦士よりのぶへ、燃料の補充を!」


「のぶより副操縦士へ、了解した!」


「航空士より!敵、通信を傍受!これより録音を行う!」


「ミカより、9時半方向に、森の割れ目発見!」



飛び立ってから、6時間か。1200km程度か。何ってデカさの森だ!


「副操縦士より、ミカへ!ちょっとこっちに来て前方を確認しろ!」


「ミカより、前方に山!」


「副操縦士よりのぶへ!あれ帝国の端にある山じゃ無いか?」


「のぶより副操縦士へ、恐らくそうだと思う!あの山の高さおおよそどれ位だ?」


「操縦士よりのぶへ、まだ解らんが約2000」


「のぶより操縦士へ、ぶつからん程度に、山の高さを計測!そうしたら、右90度旋回後、最大高度へ」


「操縦士よりのぶへ、了解!」


「操縦士よりのぶへ、高さ約2000!これより右旋回後、最大高度へ!各員!繰り返す各員!マスクにヨダレ垂らすな!凍るぞ!」


「副操縦士よりミカへ!機体左へ、索敵せよ」


「ミカより副操縦士へ、了解!」


「操縦士より全員へ、高度3000」


「航空士より、傍受機から敵電波、ハッキリ聞こえる。引き続き録音中」


「ミカより全員へ、帝国の村らしき物発見」


「操縦士より全員へ、高度5000、問題無く飛行!」


「副操縦士よりのぶへ、燃料消費は?」


「のぶより副操縦士へ、機内タンク満タン!使用缶数、28」


「操縦士よりのぶへ、高度5500、最大高度、これ以上、上がらない!」


「のぶより操縦士へ、高度を下げ帰るぞ」


「操縦士よりのぶへ、了解!操縦士より、右90度旋回後、高度2000、巡航速度200!」


帝国まで、約7時間か。作戦範囲を考えると8〜9時間の1600〜1800kmか。燃料がどの程度残るかで、爆装量が解るが往復で、16〜18時間って現実でなのか?交代要員も必要だろうし。何回もやるのは無理では無いのか?二次元とミリオタにミヤにも相談しないとな。後は飛行機その物の速度向上か。速度が上がれば時間短縮だが、まだ現実的でも無いしな。うーむ。てかミカの奴グースカ寝とるがよくこんな環境で寝れるな。。。

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