表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
202/558

偵察飛行

「何故、そんな事を!」


「落ち着けや!若いの!今のここじゃ攻め落とす事が出来ないのよ!お前達が国を出る前は、ここの領地はどんな印象だったよ?どうせ辺境の端の所、大した事はねーだろ?そうじゃないのか?ここに着いて、3日!見た事無い武器、見た事無い乗り物、それら見てこれなら勝てると勝手に思ってやがる!それはさっき話した、帝国の馬鹿ども同じなんだよ!」


「!?……………」


「のぶ殿、うちの若い者がすまなかった。私も言われるまで解らなかった。帝国もこの様な気持ちで我が国へ攻めてきたんだろうな。これなら勝てると…」


「そうだ。だから我々も気を付けなければならない。戦なんて、ちょっとした事でひっくり返る。グラン!此奴らにも軍施設立入許可を出しておく、面倒をみろ!」


「了解です!」



まあ、これで様子見だなぁ。グランに任せとけば大丈夫だろ。このまま、飛行場へ行くぞ。


「二次元!52はどこじゃ?」


「山の頂上に止めてあるよ!」


「改造、テストは?」


「終わった!今はジェリカンを頂上へ運んでるよ!その数80缶!運び終わればいつでも発進可能!」


「解った!カンノに伝えておけ!偵察作戦を行うと。操縦士はカンノ。副操縦士は、お前がこいつは!と思える奴。わしも乗る。それと傍受機と蓄音機を操作出来る奴、人選が出来次第、日にちを決めると!」


「伝えておく」


日の光が出てない頂上は、更に冷え込むな。偵察作戦は、いよいよスタートだな。


「ミリオタ、二次元、そんな不安そうな顔するな。問題無い」


「解ってるわ」


「のぶさんが、最後の搭乗だよ!気を付けて!」


「解った!ちょいと行ってくる!」


さてさて。行くか!中の音は凄いな。え?


「‥‥‥で?‥‥だ?」


ん?ヘッドマイク着けんとダメだな!


「何でルカが副操縦士なんだ!」


「お前がカンノに言ったんだろ〜。使える奴にしろと」


「お前そんなに上手いのか?」


「当たり前だ!」


「じゃあ、ミカは?何でここに居るの?」


「休暇中ー!」


「はぁ〜まあ良いか」


後はこいつか。傍受機扱う奴か。こいつは航空士?ってのになるのか?


「お前もよろしくな!」


「そろそろ離陸するぞ。ちゃんと座れ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ