信用は大事
「さて。どーゆー事かなー?ムムカくん!」
「うちも関係無いですし、あの件とも無関係ですー!」
「と言うと?」
「単純に戦争してる国のお金何か使いたく無いって事ですよ。それなら中立国通貨の方が安心ですし」
「まあそうか。じゃあ、あの件が更に効力を増すな」
「はい。表に出た時点で、帝国の経済は大打撃ですよ」
「なら宜しい!」 (ジリリリー)
「のふさーん、要塞のミヤさんからお電話ですー」
「おう!もしもしどーした?誠か?なら入国口でわしが迎える」
「何かありましたか?」
「やっと返事が来たって所だな。もしもし交換士、入国口へ。もしもしー。お客様が来るので、警備隊10名完全武装にて、待機せよ。ホキ車3台も同時に待機!わしもそちらへ向かう」
「何か揉め事ですか?」
「いや。大歓迎さ」
さてさて、グランの手紙がやっと届いたか。どんな連中か楽しみだな。
「のぶさん!緊急事態ですか!?」
「警備隊隊長!落ち着け!出迎えだ。ムカン国からの。兵舎へ連絡!グランに国からの使者が来たと。連れて行くので待機と」
「解りました!警備小隊!傾注せよ!そのまま待機!」
来たか。大分疲れ切っとるが統率は取れておりそうだな。
「急な訪問に対応、誠にありがとう御座います。ムカン国、近衛臨時編成隊隊長、マカラであります。そして」
「同じく、近衛臨時編成隊副隊長、カランであります。以下12名」
「わしは、司令本部、作戦参謀、のぶであります。そして」
「私は、警備隊隊長、ユユカであります。以下10名」
「長い道のりをお疲れ様です。お互いに、文化や礼儀も違う事が多々あると思いますが、宜しくお願い致します。早速ながら、これから我が軍の兵舎にお連れ致しますので、こちらの乗り物に、搭乗をお願い致します」
「警備隊、乗車の補佐を行え!」
「はっ!」
「全員乗車ー。出発ー」