作り過ぎ?
ju52の初飛行は問題無く成功。偵察型として。
2機目は、爆撃型か。MGを上部に2。左右側面に1。下部に1。か??爆弾庫に、問題は、爆撃照準機か。
「考え事中に悪いが、飛行機の中から燃料補給出来るように改造出来るか?」
「中から?まあそんなに難しく無いと思うけど」
「取り急ぎ、中から補給出来る様にと、ジェリカン満タンで、どれだけ積めるかテストしといてくれ」
「ん!まさか燃料たっぷり積んで何処まで飛べるか確かめるって事?」
「そうだ。ここから商人の馬車に取り付けた、距離を測る装置の1つが帝都に着いたそうだ。帝都の教会経由で連絡が来た。その距離、約2800km」
「直線距離だとどれ位だろ」
「それを調べる為さ52だと1200km位か飛べるの?」
「元の世界性能だとね」
「エンジンの性能違いや機体の改良でもう少しは長く飛べるはず。しかも燃料たっぷり中から補給すれば、更に遠くへ行けるはず。行けなかったら戻ってくればいいだけさ」
「確かに。中から補給改造と搭載重量はやっておくよ」
これでまた、先に進めるぞ。そういや、偽金貨何処まで出来たんだ?すっかり忘れてた。見に行くか。
「はぁ?ちょっと待てよー。おい!」
「のぶさん!どうしましたか?」
「ちょっと聞きたいんだが、何枚作ったの?いや。何枚出来ちゃったの?」
「約550万枚かな?」
「1度、作るのやめー!!!後はのんびりアクセサリー作ってなさい!」
ムムカのとこへ行くぞ。
「おい!ムムカ!帝都からの金貨は、予定では何万枚来るんだ?」
「まだハッキリしてませんが100万枚は来るんじゃ無いかな。到着してるのが10万枚です」
あぶねー!セーフ!!!
「それなら、50万枚渡すので密輸頼んだぞ。それとこの10万枚は預かる。もしまだ増えそうなら直ぐに言ってくれ」
「のぶさんのケッテンに積んでおきますよ」
職人に渡しといた、10万枚は足の付かない塊へと。この際、金貨の製造もお願いしとくか。
ライオンヤローにまだ聞いてなかったな。帝国金貨持ってるか。電話で聞いとくか。
「ムムカ電話借りるぞ」
「どーぞ!」
「もしもし交換士、ラーライへの王室へ繋いでくれ」
「もしもし!久々ぶりー!元気ー?」
「のぶか‥。お前の声聞くまで元気だった」
「まあ、そんな事言うなよ!ところでよー。帝国金貨もってるか?」
「そりゃあるが。お前の所もか?帝国の馬鹿のせいで商人相手に使えなくなってき始めて困ってるんだ」
「ん?お前の所もか‥。それは困っちまうよな〜。解決策を見つけたんだか、帝国金貨どれくらい持ってる?」
「お前さんなら話してもいいか。約50万枚だ」
「結構持ってたな。。そりゃー厳しいな。それなら、50万枚こっちにくれ!交換に何欲しい?」
「それなら、中立国通貨で払ってたのを帝国金貨でも良いのか?」
「勿論!全額貰って、そっちに送る資材やら武器やらの支払いでいいな?」
「助かるが。お前の所それで平気なのか?」
「いやー本当は困っちまっててよー。それならいっそう金貨溶かして、金、銀に分けて中立国に渡して、あっちの金に換えてもらってるのさ」
「そんなんじゃ損しないか?」
「でも持ってても使えないんなら、使える様にした方がいいだろ?そう言う結論にこっちはなったのさ」
「まあ、そうだな。それなら領主宛に送るよ!たまには良い事、思い付くな!」
「たまにってなんだよ!」
「わっはははー!でも助かったよ」