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空の上から偵察です

これでアルミの大量に作れる様になるな。ju52のモックアップを作り始めるか。アルミのサンプルが何種類も着てるがまさか接着剤に綿を混ぜてアルミに貼り付けた物がこれだけで強度が上がるとはな…スライム…。何だよそれ!!

まあ、材料としては素晴らしい。金属部分を薄めにもするのも可能だな。軽量化に繋がる。

エンジンも組立が始まったし。順調だな〜。



ムムカの奴めいつの間に!彼奴も軍に入る気か!?ついでに聞きたい事もあるから会いに行くか!


「おい!ムムカ!」


「どうしました?のぶさん?」


「お前、軍に入る気か?」


「あー?飛行機の件ですか?」


「そうだ!!お前は今重要な事頼んでただろ!」


「軍には入りませんよ」


「じゃあ何で?」


「あの飛行機ですが、お金の香りがしますね。あれに人乗ってけ移動したり、早く荷物が届く様にしたり出来そう。軍に問い合わせしたら、操縦者がまだ全然居ないって言うので、それなら自分がって募集しましたよ」


「……そうであるか……」


「ちゃんと仕事はしてますよ!」


「例の件も、本物がこちらに向かっていますよ!着いたら、声を掛けますから」


「もうか?随分と早く無いか?」


「どうやってるか判りませんがあの人に話を通すと連絡が非常に早い時が有るんですよ。鳥を使うより早くね」


「そうなのか。まあ、早い程助かるが」


「自分も色々と助かってますよ」


「まあいいや。任せたよ」


情報がそんなに早く伝達出来るとは。奴のスキル関係か?あっ。また名前聞くの忘れた。。



ふぅ〜。飛行機から農薬撒ける様になってから、作業が大分楽になったわ。私以外にも飛行機操縦出来る人が居ると最も楽になるわ。後で皆んなに聞いてみようかしら。

水田ももっと増やしたいって話だけど、ここは雨がたまにしか降らなすぎで、水不足が心配になってきたわ。貯水池を最も増やしたいわね。でも水源地も限られてるし、そもそも人口もかなり増えて来たからその内、本気で足りなくなりそうだし。

うーん……そうか、ここと北の国の間にある変な森に、水源地ないかな。それを飛行機から探す!


1人で探すのも心配だから、ルカさんに声掛けてみよう。操縦も出来るし、目が良いから探すのにいいと思うし。



カンノさんに話したら、燃料が3分の1になったら必ず戻ってくる事を条件に了解を貰ったわ。その条件守れるなら1日中使って良いって!ルカさんも了解済み!


「じゃあ〜行きますか〜」


「おう!空の旅だな〜」


「上から見ると、凄い広い森だな!湖があればいいけどな!」


「そうね!上からだと川は、見つけるの無理そうね」


「鳥が飛んでるぞ!鳥と話せれば聞けるんだけどな〜」


「あはは〜!そうだね!まあ、お互いに飛行機の練習のつもりで気長に探しましょう!」


「そうだな!」


「しかし、一面緑だな〜」


「これじゃ〜皆んなこの森に入らないよね!」


「入ったら迷っちまう!!ん?13時方向!森が切れてる様に見える!」


「えっ!本当だ!そっちの方向へ!」



「おーー!!湖だそー!!大きいぞ!!」


「やった!!あったね!!!飛んでから1時間位!巡航速度はー?」


「約100km!約100km地点に、湖が有るぞー!!燃料もそろそろ約3分の1だ!」


「1度、戻りましょ!」


「了解!!!」




「よかったな!見つかって!」


「うん!有るとは思わなかってけどあって良かったよ〜」


「姫じゃないか!」


「あっ北の国の!」


「また、空から薬を撒いていたのか?」


「いえ。今日は森の上を飛んでました」


「森の上を?何故じゃ?」


「何か有るかと思って。そうしたら大きな湖を見つけました」


「何!?湖を?どこだ?」


「飛行機で、約1時間。距離は約100kmです」


「誠か!!」


「はい」


「妾の国からはどれ位だ?」


「そこ迄は、調べる事が出来ません。今日の飛行約束で、燃料が3分の1になったら戻る様に言われてましたので」


「そうか……無理矢理でも妾の国迄、飛ぶ事は出来ぬか?」


「流石にそれは。。途中で燃料が足りなくなり、進んでも辿り着けるかも判りませんし、戻る事も出来ずに、墜落します」


「そうだったな。すまぬ。しかし湖か。姫はどうするつもりだ?」


「先ずは地上から、観測隊の派遣ですかね」


「それなら、妾の国からも参加させてくれ!お願いじゃ」


「そして、共同で開発をですか?」


「はぁははは。少しは成長した様だな。その通りじゃ!」

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