次から次へと…
「さて、発電してみるよ! もしもし!今から発電行くよ!」
「送電は成功だって!えー?何にー?もしもしー?」
「解ったー!このまま行くよー」
「上手く行きそうだよ!」
「前の水車発電の時もそうだったが、何て言えばいいのかな、あっさり?何かさっぱり?し過ぎて、よう解らん・・・」
「まあ、確かにね。。電気は見えないからね。。」
「ミリオタの所へ行ってみるか」
うむ〜。訳わからんな。。まあこれでまた少し進むから良い良い。
ん?
「のぶさーん!」
「何じゃ〜。ナハか。取り合えず断る!」
「何でそんな事、言うんですか!」
「どうせまた、あの女狐の無茶振りだろ?」
「う〜ん。それが既に時、遅しです!」
「はぁ〜?」
「取り合えず、飛行場へ急いで下さい!!!あっ。まさか??止めて下さい!」
「どっちだよ!!」
「あの飛行機!双眼鏡で見てください!」
「はぁ〜?まあ良いが。カンノと女狐のじゃ……はぁ〜?何で!?急ぐぞ!」
「着いたぞ!一体どうなっとる!?」
「これですよ!操縦者募集の貼紙?がどうした?」
「これ見て、募集に応募しました」
「…………お前は何で止めなかった!」
「王女からの指示に逆らえますか?それに募集要項。興味ある方、空への憧れがある方、やる気のある方、筆記と実技試験合格したら、貴方も空へ」
「えっ。試験受けたの??」
「はい。。。見事に1発合格です!」
「………………」
「それに身分がハッキリしておりますので、受付の方も断れなくて試験に。。。」
「……文字が読める奴なんて他国には殆ど居ないし、更に計算出来るのは殆ど居ないしからこれで大丈夫ってわし言ったかな……」
「何で、住人限定にしなかったんですか??」
「……それに空飛ぶの皆んな怖がってたからそんなに募集居ないって思って」
「結構、来てましたよ?」
「はぁ?受付!募集はどんな感じで来とる?」
「貼紙を見た方で、両方共合格した方は、3名ですね」
「3名なら少ないじゃ無いか。それと両方?筆記と実技別けてるのか?」
「はい。筆記は、計算が主で、実技は30mの高さからのワイヤーによる降下訓練ですね」
「どっちも合格したら、飛行機に乗れて、片方だけ合格は?」
「はい。カンノさんのお話ですとワイヤー試験の方を重視してましたので、仮合格にしろと。爆撃機?の機銃士も必要だって。爆撃機が良く分かりませんが」
「その3人はここの住人民か?」
「王女除いて2人ですね!」
「誰だか解るか?」
「はい。ルカさん、ムムカさんです」
「はい?ルカは勝手に乗ってたし、ムムカは違うだろ?」
「ルカさんは、試験ちゃんと受けましたし、ムムカさんは、こちらに移り住んでましたよ」
「…………まあ、飛行機の着陸まで待つか」
「ふぅ〜。中々良いものだな。カンノ教官」
「それは良かったです。離着陸も安定してましたので、数十回訓練すれば大丈夫だと思います」
「ありがとうございます」
「気持ちよく降りてきたのに、何だ?2人共!」
「他国の姫が何しとるー」
「妾は、募集を見て応募しただけだ。それに既に数回飛んでおる!教官にも褒められた」
「数回……もう良い……事故起きてもわしは知らんぞ」
「早く飛行機もっと作れ!」
「うるせー!!その飛行機作る材料工場を見に行く途中だったんだよ!」
「それなら妾も着いていくぞ」
「ちょっと!何よ!このメンツは?」
「すまぬ。ミリオタ………」
「この金属が飛行機の材料となるのか?」
「はい。今までは少量しか生産出来ずにいましたが、これが本格稼働すれば、生産性はあがります」
「なるほど。この金属を溶かして作ると言う訳か」
「今さっき動き出したばかりなので、試験運用中なので、私でもどう結果が出るか判りませんが」
「なるほどなぁ。色々試してみんと判らんか」
「はい」
「すまんな。そんな時に突然。色々と期待しおるぞ。ナハ戻るぞ」
「分かりました」
「帰って行ったけど良かったのか??」
「多分?」