平な頂上!?
「痛快、痛快!」
「くっだらない事してるんじゃないわよ!」
「まあ、これでひと段落よ」
「さあ、行くわよ!」
「何処にじゃ?給料手伝わないのか?」
「山の頂上の道が開けたみたいだから見に行くのよ」
「もうか?」
「びっくりの早さ!」
「じゃあケッテンで行くか〜」
「到着〜。本当に真っ平だな。。。」
「そうね。。風は今の所吹いてないけどやっぱ少し寒いかしら」
「ここまでしたのは、何か有るのか?」
「ここに来たかったのは、これよ」
「何じゃこりゃ」
「気圧計ってやつよ。ここの高さ、お父さんが計測したら1800m。街は、1気圧。ここで測約0.81かしらね」
「解ったぞ!高さを割れば、気圧で高さが分かる寸法だな!」
「流石!正解!飛行機に付ければ高さが分かる。それとここに航空用レーダーを設置すれば相手の動きも解るかも。出来る解らないけどここに飛行場も作れればってね」
「恐ろしい奴だな!」
「ここままケッテンで要塞方面に行ってみよう」
「うひょー。流石に怖いな。要塞すら双眼鏡でも小さく見えとるな。ラーライ方面もかすかに見えるな」
「そうだね。ここに長距離撃てる野砲を設置したら敵は思う?」
「!?恐ろしやー。相手は何処から撃たれたか解らんか」
「そう。出来れば設置したい。機関砲や高射砲も」
「ここを空の要塞にするって事だな」
「正解!まだ出来てない兵器だけどね」
「かー。わしが居た時代なら、お主を家臣にしてやるぞ」
「あら、光栄ね。あの信長様からそんな事言われるなんて」
「他には、何企んでる?」
「ラーライ方面の奥。あれって増える森よね」
「うーん。双眼鏡でもギリ見えるが黒っぽく見えるからそうじゃないかな」
「長距離飛べる飛行機作って、直接爆撃かV1ロケット改造して、飛ばせないかなと思って」
「それで距離をあれだけ知りたかったのか」
「そう。距離が解れば、出来る出来ないが解るからね」
「そうか。そろそろ下は行くぞ。ここは冷える」