生産開始!
よしよし!これで大体の距離が解るわ。後は、連絡待ちね。
距離計測機とでも名前を付けましょうかね。これは、直ぐに作れるからと。ん?待てよ。工事の時もわざわざ、最初から長さを測って切っといた縄や縄に印を付けて使ってたわね。1m単位も測れる様にしとけば、使えるかしら。各工事現場と軍の工作隊にも送っておきましょうか。
3輪バイクも増産お願いしとこう。ハンドルとイスを高く調整出来る様に改造したタイプと。身体の小さい人からの引き合いもあったし。それに亜人系の人達からも。あれだけ運動神経良いのに、殆どの人は2輪車は全く乗れなかったから。謎だ。ミカちゃんも欲しがってたから出来たら送っとこ。後は、小さい武器、ワルサーPPKを作ったから。
後は、アルミ合金、超々ジュラルミン!材料の製造は恐らく大丈夫。問題は、次は何の飛行機かしら。。移動、軽偵察程度のシュトルヒ、練習機の赤とんぼ。一応、軽い戦闘と軽い爆撃が出来と思う。
んー。96戦と98式軽爆撃機、Ju 52かな?どれも固定脚。足回りは大変だって書いてあったしね。Ju 52だったら他にも色々な用途がありそうだし。エンジン馬力はどんくらいだったけなー。んーーーー。
「カンノさんれ赤とんぼは、如何でしたか??」
「かなり良いぞ!!」
「問題なさそうですか!?」
「そうだな〜。エンジンがこの前のより強力になったお陰で、機体の強度が足りてない感じがするな」
「はぁ〜ダメでしたか」
「ダメじゃ無いさ。スロットを全開に出来ない様にすれば良い。それにこれだと250kg爆弾を積んでもそこそこ動けると思う。まあ実際に積んでみないと分からんがな」
「じゃあ!」
「これで生産開始していいぞ!」
「じゃあ、早速生産します!」
ふぅー。これで取り合えずはって感じか。車両と違って飛行機は、ちょっとした事でバランスが崩れるな。逆に言えばちょっとの改良で良くなるかも。骨組みの一部の材料厚さを1mm厚くして、布にはスライム接着剤を塗布してみるか。
あの悪徳商人め。中々鋭い所突いて来る様になったな。まあええか。
山の頂上へ行くトンネル作業でも見に行くか。
これは、かなりの土砂を運び出してるな。まあ全部資材や鉱石等入ってると言ってたからな。確かにただ掘るより何かを作りながらとれた方がいいか。
「如何だ?進み具合は?」
「のぶさん。順調ですよ。3回折返し地点が有るんですが今は2回折返し地点まで行きましたよ」
「随分と早いな!」
「はい。無理せず可能な限り頂上へ早く開通が優先っとの指示なので、細かい部分はまだ手付かずですが」
「そうなのか」
ミリオタの奴、何でそんなに急いでるんだ?頂上に何かあるのか?うむー、解らん。まあ奴の事だから、何か考えておるのだろな。