距離は?
赤とんぼ用のエンジンも完成したぞ。本当に早すぎて驚くな。皆んなスキルで補正が掛かってるのか?
まあ、早く出来た事には感謝だね。エンジンのみのテストも終わったし、取り付けも終わり。明日にでもカンノさんに乗ってもらう予定しよう。
また、人を少し別けて今度は、1000馬力級の開発をお願いした。飛行機の型は決まったないけど。
車両用のも空冷V6、8、12型の開発お願いしたし。
エンジン開発は時間が掛かるからな。後手になるより早目の開発。本体の型は後から考えれば良い。いつも搭載兵器の方が完成早かったからな。さくらの兵器開発を見てると次は、あの戦車が来るだろうしな。
赤とんぼが完成したらしいな。飛行機へ行ってみるか。何じゃ。もう飛んでおるのか。シュトルヒより速いか?凄いな!!
ん?ミリオタは3輪バイクで、何滑走路近く走ってんだ??
「暴走娘、何滑走路走ってるんだ?」
「誰が暴走よ!少しテストしてたのよ!」
「バイクのか?」
「違うわよ。この牽引してる方よ!」
「何じゃこりゃ?」
「車輪を回して、1km走るとこっちの円盤に1つ打刻されるかのテストよ」
「確かに打刻が10個付いとるな」
「この歯車を変えると、10kmに1つ打刻される」
「!?そうであるか!!これを商人の馬車に引かせて、帝都まで行けばその距離が解る寸法か!!」
「流石、信長!!!大まかな距離が解る!これを5、6台作って、帝都に着いたら数えてもらって、教会のシスターからこっちへ教えて貰うって事!」
「やりおるな!」
「色んな人に話を聞いても流石に距離まで知ってる人は居なかったわ。殆どが日数ね。概ね、1〜2ヶ月って答える。馬車のスピードから考えると2500kmはないと思うのよね」
「いつこいつを渡すんだ?」
「もう作ってあるから今からよ!」
「じゃあ、ムムカの所へ行きますか!」
「おす!悪徳商人!」
「また人聞きの悪い事を!2人して何ですか??」
「説明してやれ!」
………………
「これは。。。」
「まあ、深く考えるな!帝都へ行く便は有るのか?」
「毎日、有りますよ。。それならこの台車に番号を書いておきますね。番号の若い順から出発させます。今日は、昼前に出発と後は夕方に出る予定ですので」
「話が早い奴は好きだぞ!」
「所で、これ最も作れます?」
「へぇ?」
「深くは話しませんが帝都だけでは無く、便は各地に向かってますので。それに道のりがある程度ハッキリすれば、ここの領地で言う合理的な判断が出来ますよね?」
「解ったわ。出来たら持ってくるわ」