相手にも
「残念ながら、FT -17だったか」
「そうだな。これでほぼ確定!第一次大戦関連の転生者がおる」
「となると私達の対応はまあ、あってるのかな?」
「まあ、そうなるかな。しかし戦はちょっとした事で引っくり返る、残念ながら。向こうの転生も恐らく開発スピードを上げてくる可能性もある」
「うーむ」
「いつも通り、やれる事をやるしか無いな」
「そうだよね」
「我々には、時間があれはある程有利にはなる。ムカンの連中には悪いがな」
「代わりに戦って貰うって事?」
「そうじゃ。こちらとてムカンと連携して、帝国を挟み撃ちにしたいが、今の我が軍では数も少な過ぎだし、距離もあり過ぎる。補給が伸びきり自滅が目に見える。それなら難民引入れ、訓練して武器弾薬を持たせて、送り出すが今は最善だ」
「それしか無いか」
「そうだろ?それとも今すぐに、B29でも大量に作って、帝都爆撃出来れは、直ぐに終わるが出来んだろ?」
「パイロットが今は1人だものね。絶対無理!」
「それならば、時間を稼ぐしか無い、何でも使ってだ。それに必要なもんだってまだまだあるだろ?幾らスキルがあるからと言っても限界もあるだろ?」
「確かにね」
「それなら、時間稼ぎするしか今は無い。わしもその為に色々と考えておるのだから」
「私も頑張らないとだね!」
「まあ、無理するな人材も少しずつ増えて来てるのだから、人に任せるも良かろうよ」
さてと、わしも例の件でムムカに会いに行くか〜。
「ムムカさんやー」
「そろそろ来ると思ってましたよ。4品は帝都へ送ってますよ。それに手紙で既に金貨をこっちに送る手配になってますよ」
「あやつ素早いな」
「それはそれとして、そろそろいい頃合いかと」
「頃合い?」
「ここの貨幣基本ですよ。元々、ここは物々交換が基本じゃないですか!領主様もその内そうしたいなって、話してたじゃ無いですか!財力も付いてきたし、その金や銀もその内かなり増えそうじゃないですか!溜め込んいても、勿体無いですしね」
「あー。それなら中立国に銀を渡して、それと同じだけの銀貨を作って貰うかな」
「ええ。その時が来ましたよ!領主様には、了解もらいましたから!その銀を渡してもらえれば、こっちでやりますよ」
「そんでお前は、手数料がっぽりか」
「それが私の商いなのでね」