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ドライブ??

平和な時代からいきなりのこの世界だものな。気落ちは誰でもするよなぁ。わしだって驚いたし。

次は、二次元の所へ行くか。奴は何処におるんかな。工場がありすぎて解らん。。。まあ、いいか。。。しかしケッテンちょー楽しい!!!


農地区へこのままドライブと行こうか〜


おーおー!大分開拓出来とるなー!!!素晴らしい!!わしが言うのも何だが、わしの領地は無意味に広いな。。。

てか、この広さだと農筋見つけるのは無理だな。。


うーん。わし暇人みたい〜。ルカの店でもたまには行ってみるか〜。


ん?あのバイクは!


「こんな所で何してるんだ?」


「食事をしている様には見えないのか?」


「一国の姫が、のんびり食事してるをじゃーねーよ!」


「わざわざ我は、礼を言いに来たんだぞ。そう邪険に扱うな」


「礼?」


「我が領で出来た、新製品の大量注文のな」


「あー。あれか。ガンガン作って、直ぐに送れ!」


「お陰で、民に仕事を与える事が出来て、我は嬉しいのよ。だから礼を言いに来たのに」


「いや。そらなら、普通は何日に行くとか打ち合わせするだろう」


「そんな気を使わなくて良いぞ。我はここの自然体雰囲気が気に入ってるのでな」


「そうか。まあ良い。内政は順調そうだな」


「お陰様でな。そっちから、木材、レンガの大量輸入多いに助かってるぞ」


「まあ、お互い様だな」


「それとな、ちぃと聞きたい事があってな」


「何じゃ?」


「帝国金貨の件だが」


「!?」


「どうした?顔色が悪いが」


「いいや。。何でもないが。。金貨がどうした???」


「我が領でも少なからず、帝国金貨が流通と貯蓄があってな」


「ほぅ。。。それで。。。」


「何と無く何だが、それが急に価値が無くなったりしそうな気がして。お主もそんな気がしないか??」


「・・・・そうなのか??・・」


「そうそう、あのケッテンクラートとか言う乗り物、運搬やら建築に使うクレーンとやらがついた奴は非常に便利そうだな。我が領でも欲しくてな」


「そうなの、、、、」


「我が領からの武官経由で依頼しておるんだが、製造が間に合わない位だそうで、我が領の分は当面先らしい。これは何とも残念な事だ。どうにかならんのかな?のぶ殿」


「そ、そ、そうですねー。私からも製造の優先度を上げるて貰う事を言う位なら、、、」


「言うだけかい?もっと早く欲しいんだが?たまたまだが我が領で帝国金貨を集める機会があってのー。今日持って来とるんじゃが。10万枚程。この支払い分全部今日寄越せとは、口が裂けても言えんが、5両近く明日にでも回してもらうと、内政が捗るんだが」


「はぁ・・はぁ・・それなら私が今直ぐにでも口添えさせて頂きますね」


「何じゃ、我が無理やり言っとるわけではないぞ。のぶ殿ご好意として、受け取ってやるのじゃ。準備出来次第、強化型荷馬車諸共貰うぞ」


「いえいえ。お買い上げ有難うございます。残りは追ってからお送り致します」


「じゃあ、我はこちらに泊まってから帰るとするぞ」



何で彼奴が気がついてるんだよーあの女狐め!!!金貨集めてるって話を聞きつけて、勘付いたのか!!クソー!それに10万枚も持っていたのかよ。てっきり無いと思って話をしてなかったが。何かしら勘付いたのは間違いない。悔しいが大人しく言う事を聞かなければ。


発、のぶ。緊急命令指示書

ケッテンクラートクレーン装備車を2台。普通型を3台、強化型荷馬車5台、至急明日までに用意せよ。


「あれ、のぶさんどうしたの?」


「二次元、ここに居たのか」


「緊急命令指示書を流しておいたから見といてくれ」


「のぶさんが?珍しいね。まあ他の人が対応するでしょ。問題無いと思いますよ」


「そうか。なら良いがな」


「所で、のぶさん、製造の件以外の事もそうなんだけど」


「何じゃ?」


「今、人を増員してるじゃない?これはこれで良いんだけど。最近、難民からも募集掛けてるけど、間者とかの対応とか大丈夫なの?」


「鑑定である程度解るから大丈夫だとは思うんだが、心配であるか?」


「まあね。元から居る住民は全く問題無いと思ってるけど、最近色んな人がこの領土に来てるじゃない?勿論重要な地区は立入禁止だし、警備兵は元からの住人。でもその内、人が足りなくなるし」


「何か思う所があるのか?」


「そりゃーねー。さっき北の国の姫を見掛けて思ったんだけど、思い切って鑑定のスキル分類とか自分達の件、話してもっとこっちの味方に引き入れた方がいいんじゃ無いかと思ってさ。あの人は、悪い感じもしないしいつも民の、民の、って言ってるからさ」


「随分と思い切った事、言うな。ライオンヤローの事は、どう思うのだ?」


「うーん。面識が余りないから、何とも言えないかな」


「そうか」


「まあ、全体的な人の増員もそうだし、鑑定スキルがあっても、人を育てるには時間が掛かる。それに帝国の人口は、真ん中に合った旧中央領から北半分の総人口の5、6倍、若しくは最も居るんでしょ?幾らこっちに強力な兵器が有っても本気で一点集中攻撃でも受けたら、保つかどうか。それに菱形戦車の登場。敵も強力な兵器を持っていると思った方がいいよ」


「知っておったのか?」


「報告書はちゃんと見てるし、段々と外部からの話を聞くと、非常に危ういと思ったんだよ。だから、さくらもそうだけど、ここを守りたい思いは強いんだよ」


「そうだな。ここを守りたい思いはわしも同じだ」


「親父殿に、話をしてみるか。幸い北の姫もおるしな。明日にでも会合して見るか」

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