即行動
「え?もうモックアップ作り始めてるの?」
「そうだよ。皆んな新しく作る物が大好きで・・・」
「輸送車両は如何なってるの?」
「あー。ホキって言ったけ?あれをベースに、輸送車に作り替えたから見た目はかなり変わるよ。開発チームにモックアップ渡して、なるべく今ある物で作ってってお願いしたよ」
「そこまで出来る様になったの??」
「そうだよ。皆んな凄いよ!!」
「星型エンジンは如何なのよ?」
「うーん。それもエンジンチームにモックアップは渡したけど、今までのエンジンとかなり型が違うから少し時間が掛かるかも」
「まあそうだよね」
「うーん。星型エンジンのモックアップだと恐らく250馬力位にはなると思うんだけどね」
「栄エンジンの4分の1位か」
「少しずつエンジンを改造してみたり、大きくしたりしないとさ!あっ。そうだ。赤とんぼ以外にも、シュトルヒを作ろうかと思うんだよね!」
「シュトルヒって、ドイツの?」
「そそ。別に日本機じゃ無くてもいいじゃん」
「そうね…カンノさんだったから赤とんぼって、思ってしまった」
「確か、シュトルヒも飛ばし易いって話を思い出してさー」
「あー。ロンメル将軍も無免許で操縦したとかしないとか」
「それに、流石に飛行機は・・・自信がない。。なので、2パターン作製するのさ」
「普通そうよね。。。」
「カンノ、参りました!」
「あっあ。操縦する時の飛行服とか、細かい装備の事を聞きたいんだけど」
「飛行服、飛行帽、飛行マフラー、飛行手袋、飛行靴、飛行眼鏡これらは必要です」
「落下傘とかは?」
「必要な時もあります」
「もっと気楽に話してもらってもいいわよ」
「そうですか…」
「他には、何かある?」
「今は、それぐらいですかね」
「解ったわ、試作してみる」
「また、何かあったら話を聞きますので、よろしくね!」
「解りました」