鑑定!?
「どうしたの?」
「出た!」
「何がよ」お姉ちゃんがイラついて聞いてくる。
「鑑定が」
え!?私達には、見えない。本人には見える様だ。
「みんなもやって見て!」
「鑑定!」!?
目の前に、モニターに映る様に見える!
「どうゆう仕組みよ!」お姉ちゃんは更にキレ気味。非科学的な事が大嫌いだ。
「みんなも見えてるのか?」
「見えてるが、本人以外見えない様だな」
「あれ。父さんも見えてるのに、光らなかったな」
「そうだな。光と関係はないのかな??」
うーん。光とは関係無いのか!?仕組みがよく解らない。
「まさか漢字か??火の玉!」何も起こらない。
「火!水!」何も出ない。
「漢字や字でも無い!?」
「さとる!落ち着け!でもこれは便利だな」
「便利?」
「この木の皿を見てるんだが、木の皿。名も無き木。建築資材に最適って書かれてるぞ」
「え!?ちょっと待ってよ」緑が叫ぶ。
「私も目の前、木の皿を見てるんだけど、私のには、木の皿。名前はまだ無い。成長が早く地球の杉に似ているって出てるわよ」
木の用途が違う!?お兄ちゃんは、1つの皿を取り。
「この皿をみんなで、鑑定してみよう。父さんは?」
「さっきと変わらなく同じだな」
「母さんは?」
「私のは、木の皿。加工を変えれば色々な調理器具に変わる」
「さくらは?」
「私のは、木の皿。と科学式の様な物。でも私の知ってる化学式ちょっとだけ違う」
「みどりは?」
「私もお父さんと同じで、さっきと同じ。お兄ちゃんは?」
「木の皿。加工を変えると道具等になる優れた材料」
同じ鑑定でも、見え方が違う!?