混乱中?
取り合えず此奴を病院へと。鏡の前で此奴の姿を見せたら、1人でショックを受けておったわ。まあ怪我は、回復薬をぶっ掛けて直ぐに治ったが、栄養失調だった。それ以外は、特に問題なしと。汚れが酷いので風呂入れて、新しい服を着させてと。領主屋に連れて行くか。
「さて、お前は何者だ?覚えている事を話せ」
「気が付いたら、崖の下で血だらけだった。フラフラ歩いてたら、避難民達の列を見つけてそいつらについて行ったらここに来た」
「その前に覚えてる事は?」
「真っ白な部屋で、神と名乗る小娘が居たので、髪を引っ張ってたら、腹パンを喰らって、気がついたら崖の下よ」
神に対して何しとるんだ此奴は。。まああの神なら。。。
「その前の事は、何か覚えておるか?」
「敵を迎撃中に、翼内の機銃が暴発してよー。戦線を離脱して合流しようとしてからの記憶はねーなー」
「それはいつの事じゃ?」
「1945年8月1日だなー」
「ちょっと待ってよ!まさか乗っていたのって、紫電改じゃないわよね?」
「お嬢ちゃん、よく知ってるなー」
「貴方、まさか菅野直?」
「そうだけど。お嬢ちゃん何で知ってるんだ?」
菅野直?ミリオタの記憶だと。。。此奴、無茶苦茶な奴だな。。。
「まあ、落ち着いて話を聞け、お主は死んでこの世界に転生したんだ」
「………お前は何を言っとるんだー!この仮装を脱ぎやがれ!!」
「ちょっと落ち着きなさいよ!!貴方、自分の姿見たでしょ?」
「………」
「ミリオタ。ミヤを緊急に呼び出せ!此奴は、ミヤと同じ時代なんだろ?」
「解ったわ。2人とも大人しく待ってなさいよ」
「そんでお前は、何なんだ?仮装を取りやがれ」
「訳あって、この姿。本当の名前は、織田信長ともうす」
「…………テメー!!!馬鹿にするんじゃねーー!!」