表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
156/553

新たな仲間?

さーて、わしは街の中央へ行ってみるかのー

かなり賑やかになっとるなー。冒険者もかなり来ておるな。商人の護衛か?

飲食店の種類がかなり増えたの〜。ここで作られた日常生活品の売れ行きも良さそうだ。

警備兵も巡回しておって治安は良さそうだ。


(こらー!待てー!!)


何じゃ???


「このクソガキ!何をした?」


「離せ!離せ!」


「のぶさん。すみません!」


「どうした?」


「先程、到着した難民の子供です。話を聞いて居たんですが、話が全く噛み合わず突然切れて警備兵を倒して、逃げてしまって」


「大人しくせい!悪い様にはせんから!」


「離せ!ここは何処だ?」


「ここはオータ領じゃ。」


「何を訳のわからん事を!」


「腹は減っておらんか?ここにある物なら奢ってやるぞ」


「じゃあ、食わせろ!腹減った」




「クソガキ、落ち着いたか?」


「おう!中々美味かった!こんなのは国でも食べた事なかったぞ!」


「。。。そうか。まあゆっくりここで休め」


「いや。直ぐに戻る!ここは何処だ?」


「さっきも言っただろう!オータ領じゃ」


「このーおかしな奴め!それにここの奴らはみんな何で仮装しとるー!」


「クソガキ!暴れるな!何を訳のわからん事を!!」


「離せ!離せ!」


「ちょっとー。のぶ。そんな小さい子に何してんのよ」


「ミリオタ!此奴が訳のわからん事、言って暴れてるのよ」


「離せ!離せ!それにお前の様なガキが何言ってるんだ!」


「はぁ〜!あんただってクソガキじゃないのよ!」


「ミリオタ。。話をややこしくするなよ」


「俺様を離せ!!早く戻らんと」


「やかましー!!今お前の国は、戦争中で戻ってどうする?ここに居た方が安全じゃ」


「戻って、戦うんだ!」


「お前如きが戻っても変わらんわ!ここで大人しく生活しろー!」


「はぁー!馬鹿やろー!俺様が戻らなきゃ誰が国を守る!」


「お前みたいのが国に戻っても、直ぐにどーにもならん!ここで大人しく暮らせ!」


「馬鹿やろー!戻って俺様が国の空を守ってるんだー」


「はぁ〜。よく見れば頭、血だらけじゃないか。。頭打って気がおかしくなったんだろ。ミリオタ、このままクソガキを病院へ連れて行くぞ」


「そうね。きっと頭が混乱してるのね」


「人の事を頭おかしい奴扱いするんじゃねー!!離せコラー!!」


はぁ。まあこんな小僧が可笑しくなるのも解るが此奴は、ちぃと重症だな。。余程酷い目に遭ったんだろな。さて、病院へ連れて行くか。。


「おい!デカブツ!俺様を降ろして、ここ寄らせろ!!」


「やかましー!!クソガキ!!ここは、ルカの店だ!お前には関係無い!」


「はぁー!?うるせー!!これを読める者は、声を掛けろと書いてあるだろー!!」


「はぁ?(此奴、転生者か?)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ