北の国から
ほほう。これが北の国で出来た製品か。乾燥した羊の骨??こちらは牛の骨か?
書面だと、羊の骨は肥料や薬品の原料。化学肥料とやらにするんかな?
脂から石鹸や化粧品。これは使えるな。松の葉タバコとじゃがいも酒。
くくく。この4品は、使えるので親父殿に話しておくか。
それと何じゃこの量の荷物は。。中立国からか。
「親父殿、忙しい所悪いが北の国から来た、この4品は、わしに任せてもらえんだろうか?」
「ええ。構いませんよ。例の件がらみですか?」
「そうだ。しかし中立国からの荷物は何じゃ?」
「通貨での支払いは今直ぐには、厳しいとの話なので、あちらで採れた魔物の素材やら植物の種、苗木等を可能な限り見せて欲しいと頼んだらかなりの種類と量が来まして。。そもそも私達は魔物等見た事ないので、この中に何か使える物が有ればと思いましてね」
「成る程な。それなら帝国通貨での支払いでも良いと伝えて貰えるかな?」
「判りました。回収ですね」
「そうじゃ。帝国通貨が無くなったら、また素材やらでも良いと伝えてくれ」
さて、偽金貨作りはどうなっておるかな。
「ガイ。。何でアクセサリーもつくってるんだ??」
「それが。。金メッキの実験で興奮しちまって、騒いでたらルカとミカにバレちまって。。危険な薬品使ってるからここで作ってると。。誤魔化す為にこれはアクセサリーに金色を付けるって言っちまってよ。。仕方なくテストで作ったやつを2人に上げちまったんだよ。。そしたら、村の女連中にもバレて。。。その内、ムムカにもバレて。。」
「はぁ〜。。。まあ誤魔化せたらいいのかな」
「でもムムカは、最初は興奮してたが、軽く説明したら、顔が引きっつて居たぜ」
「うーん。。勘付かれたよな。。」
「多分」
「不味いな。。まあムムカには、わしが話しとくよ。例の件の元はどうよ?」
「ああ、元になる部分は日で、3500枚は出来る。メッキに時間が掛かっての。。」
「アクセサリーか。。まあ時間はあるからいいが」