仕組みは不明
「味噌と醤油!?なんで!?」
あれからキッチンでサラに話を聞いたんだけど、小麦や大豆が主食。調味料は、塩、油、ハーブ類しか無いみたい。塩と油は、輸入品。ハーブは、裏庭で育ててる物だけね。
なので、時間は掛かるけど味噌と醤油を作って置けば役に立つかと思ったのよ。そうしたら例の光が出て、味噌と醤油が完成したのよ。2人に味見してもらったら、好評よ。
「ちょっと待って、これらも輸出品になるんじゃない?」
確かに。調味料の作れればこれも商品になるし、料理のレパートリーが増える!
「お待たせ致しました。本日は奥様が作られた、うどんで御座います」
「爺は、この様な食べ物は初めてで、大変美味しゅう御座いました。」
醤油うどんだ!
「でも残念なのが出汁になる物が無くて」
出汁は、無くても昼の食事よりは、全然マシ!
「ふー。ご馳走様」
「さて、明日から何だがみなどうする?」
さとるが口を開く
「今日職人と話した時な事なんだけど、気を使ってくれると言うか、煙たがられてると言うか、見た目は子供、頭脳は大人状態じゃん?村人が話をちゃんと聞いてくれるか?何だけど」
確かに、私達は子供の姿、領主の子供とは言え所詮、子供だ。
「そうだな。一度、村人を集めて説明するか」
「爺、村人全員集める事は可能か?」
「勿論、問題ございません。明日の昼にでも、そうですな教会の前にでも集めるますか?」
「それでお願いするよ」
「はっ。それでは、皆に伝えて参ります」
「さてさて、これで家族だけだ。さとるこう言う世界の事は、詳しいんだろ?」
「詳しいと言っても、あれは創作物!」
「でも似ている部分もあるだろ?」
「あの光が魔法の発動条件何だろうが。。」
「そうそう、ガイが話してたんだけど、私が光を発した時話してくれたんだけど、初の魔法が発動する時、光が出るって」
「凄く褒められたよ。でも一度だけの場合もあるみたい。そんな事も話してたよ」
「うーん。自分は滑車、母さんは醤油と味噌、さくらは鉄、みどりは種。んー。みどりの種はどう変わったんだ?」
「私のは、種が立派になったくらいよ」
「後は、父さんだけ光ってない事か」
「ファイヤーボール!」何も出ない
「定番と言えば、鑑定!」
「え!!」