一区切り
中立国より報告。
旧領地までの掃討完了。貴国に感謝するか。
これで中立国への物資が他にも回せる。ムカンへがメインになるだろう。
海防艦も大分完成に近いたな。これで海の方は、一区切り出来るだろ。
しかし、弾薬の消耗はかなり深刻だな。量産体制は引いておるが、今回の戦いを1会戦とすると、現在弾薬在庫からすると0.4会戦分か。。かなり心許ないな。進軍はまだまだ先だな。当面は防御に力を注がなくては。後はどれだけ時間が稼げるかな。。。
今回の戦いの後始末の面倒事はライオンヤローに押しつけてと。
1度、家族会議といきますか。
「今回の戦いは、勝戦。強固な陣に、強力な武器。戦はこうでなければな」
「のぶ殿、帝国はまだ戦いを仕掛けてきますかね?」
「ああ。間違いなく来る!しかし今回の戦でかなりの打撃を与えた。奴らも戦力の回復で早くとも半年位の時は掛かる。その間は我々も戦力を充実させなければならん。我々の今回の戦での消耗した物資の報告も纏めさせておる。親父殿はそれらを分析とこれからの人員、資材、生産の再分配をお願いしたい」
「解りました。お前たちもこれからの対応準備を頼むぞ」
「おーす!おらのぶ!ライオン元気〜?」
「お前。。。面倒ばかり押し付けおって!」
「まあまあ、楽勝な戦いだったろ?」
「お前から貰った武器は、恐ろしすぎる!今までの戦いが何だったのか。。。」
「こちらも可能な限り補給をするから安心してくれ!それでどうだった?」
「ふーう。捕虜を何人か尋問したが、ありゃーど素人だ。司令官は兎も角、大隊長クラスでも毛が生えた程度だ」
「うむ〜」
「何か匂うか?」
「まあな。まだ何とも言えんがな。だが今回の帝国の敗退は、奴等に取っては想定外さ」
「そうか。。まあ残務は任せとけ」
「ライオン宜しくな!それと弾薬と手榴弾の製造方法とそれらの資材、指導員を届けさせる。お前の所でも生産をお願いするわ」
「まだまだ終わりそうもないか?」
「あ、あ、まだ始まったばかりさ」