飛行船
のぶの話だと地上戦が近いみたいだな。さくらから50㎜搭載の戦車は諦めて、ハ号にオープントップで搭載して欲しいとなった。
キューポラは手間がかかるからなぁ。2両は、この仕様だな。他のは、まだ足回りを作ってる途中。これで攻撃型のハ号自体は、5両か。ケッテンも荷台にMG42を搭載と。移動式の銃座だな。もっと数を作りたいが相手は待ってくれないからな。
今日は、ツェッペリン飛行船型の試験飛行日。
気球を膨らますのに、結構かかるな。いつも通り試験は、ゴーレムで。バイクのエンジンで何処まで動くか判らないから、パルスジェットエンジンをつけてみた。これで少しはスピード出ると思うんだけど。
「飛行船のロープを離してー」
おお。ゆっくりと浮き上がった。よしよし。
エンジンの回転数を上げて、まずは上昇と。
うんうん。いいね。このままバーナー火を維持しながら、もっと上へ!!
「おー凄いな、ミリオタ!」
「今の所、いい感じね」
水平移動と。前に進んでるね。パルスジェットエンジン起動っと!!
不愉快なエンジン音だけど仕方ないが、スピードは、上がったわね。舵の効きもまあこんなもんなのかな。旋回して、1番難しいそうな着陸と。パルスジェットエンジンを停止と。中の空気を少しずつ抜いてと。
「みんなー。ロープを掴んで!!」
ふぅー!上手く掴んでくれた!!
さーって!私も乗ってみますか!!
乗ろうとしたら、周りに阻止された。。。
のぶにもめちゃ怒られてしまった。。。
それならって、他の人が乗り込む事になった。。。
飛行試験は、無事終わり!!重量も思っていたより積めそうだね。
あとは、茶色っぽい気球だと味気ないから、黒で我が国のマークを描く事になった。
おーー。飛行船が飛んでるー!!凄いの作ったね。みんな騒いでるよ。。。凄い目立つ笑
まあまあ、落ち着きなさいな〜。
あれも戦いに使うのかー。あれは、驚くよな。偵察?な訳ないか。お姉ちゃんの事だ、空からの攻撃だろうね。。。
「なぬ?北の王女から電話?」
「どうした?王女よ?」
「のぶさんか?凄いなこれ?」
「どうだ。便利だろ?」
「そうだな。遠くの者と会話が出来るとはな」
「試しに、話をしたかったのか?」
「まあ、それもあるが実はな、森の中のレストランなんだか?」
「ん?問題があったのか?」
「新しいスイーツが出来たらしいぞ」
「は?こっちは、忙しいんだよー!」
「まあまあ怒るな。いつでも我が国は馳せ参じるぞ」
「その時はよろしく頼むぞ!」
向こうにも情報が流れたか。中々やるではないか。