供給
個人武器に関しては、かなりの量産が出来るようになったか。いつの間にかStG44ってのも作っていたとはな。
他の武器もそうだか、余裕の出て来た98、61を南北へ供給を行うか。訓練も必要だろうしな。
ハ号の3両も完成して、試運転中か。こちらも量産体制にその内なるか。
北向けのバイクも生産完了も近いしな。
気になるのは、商業連合の奴ら。まだ新たな情報は出て来ておらぬが。
中立国は、森の約半分を焼き払ったと思われるか。このまま作戦継続だな。こちらも早く終われば、こちらの味方になってくれる筈だ。
焦っても仕方ない、待つしか無いの〜。
また、ライオンにでも会ってくるか。
「よー!ライオン元気ー?」
「のぶよ!毎回お前は!」
「俺らの仲じゃないか〜」
「はぁ〜。まあ良いが・・・今日は何の様だ?」
「帝国の情報は、どの程度把握しとる?」
「動きが可笑しいのは、把握しとるが商業連合の動きも気になる」
「わしと同じ情報か〜」
「密偵を放っておるが、こっちに向かうのか、ムカンへ向かうのかがまだ判らん」
「そうか。。」
「まあ、こっちに向かって来るとしても準備は、整えておるがな」
「なるほどな。それで我が国から、武器の供給を行う事にした。例の奴だ」
「それは頼もしいな。98?や手榴弾?だっけか、戦いが楽になるからな」
「十分に訓練してくれ」
「ああ、任せろ」
さて、南はこれで良いな。北へも行かんとな。
北へは久々か。少しは発展したのかな。
ん?渋滞?まだ半分くらいしか来とらんが・・ここからは、歩くか。
何だ?店の周りがバイクだらけ。。。まさか。
「おい!何しとる?」
「これは、のぶさん。新作スイーツを食べに来たのか?」
「王女がポンポンと出歩くな!!バイクを端によせろ!!50台近くも連なって!」
「仕方なかろうー。こんな便利な物、使わんとな!」
「まあ、行く手間が省けた。武器の供給を行いたい」
「願ってもない!61と手榴弾それにパンツァーファーストも寄越せ。あれならバイクに装備できる」
「あーあー!解っとるよ!訓練を頼むぞ」
「して、次の戦いが近いのか?」
「いや。まだ判らんが、南とも話はしとる」
「まあ、良い。妾は、いつでも馳せ参じるぞ」