新型船
「なに!?商業連合が?」
「はい。オータ国より、商業連合の動きが可笑しいと連絡が来ております」
「確かに、奴らの動きは可笑しい。同盟を我々と結んでおるのに、動員もゆっくりだった」
「戦線が安定してる今なら、対商業連合の対応をするべきです」
「解った。戦線の一部を後退させて、対応する!」
「これで一先ず、様子見か」
のぶ殿、対応は出来ましたぞ。後は、どうなるか。
「ねえ、のぶ」
「どうした、ミリオタ」
「ムカンの事、何だけど」
「うむ」
「投射機とその弾を送ろうと思うんだけど」
「中立国へ送って居るのに、大丈夫なのか?」
「ええ。余裕はあるわ」
「解った。わしが段取りをしておく」
帝都教会より
兵達が東へと命令を受けていたのに、突然北へ行けと、上の言ってる事は、ころころ変わると愚痴を言って居るのを小耳に挟みました。
副社長のマリムさんより、軍需物資が商業連合へ渡って居る模様。
北に向かってる?ムカンへ再包囲か?それともこっちに、向かって居るのか。その前に、ライオン領にか。それとも軍の規模を知りたいな。う〜む。
ロケットの射程を長くしようと考えてて、色々とやっていたけど、中々上手く行かず苦戦していた。そもそも玉薬だと限界かな。。
そこで、パルスジェットエンジンの事を思い出して、試作中。V1ロケットを作ってみようと思ってます。恐らく射程は伸ばせるけど、命中精度とかは無い。ただ飛ばして、燃費切れたら落下して攻撃?。。
とりあえず、やってみますか。
小型な船は、乙型魚雷艇ってのを見本に造る事になった。技術的にもこっちからの方がいいだろって、話になってね。
物を造るのは好きだけど、毎回思うよ。まさかこんなのを造る羽目になるとは。。。
農作物は、各種順調に成長してるわ。そうそう米の収穫も終わって、久しぶりに米を食べたわ。ここの人達にも受け入れられて、田んぼを広げてます!