くくく
「そうそう。のぶ曰く、手紙と距離の関係上、今頃始まってても可笑しくないって」
「それなら、もしかしたらか」
「のぶは、どうだって?」
「大きな船で行けないかな〜って」
「特設監視艇みたいなの作れないの?」
「言われても判らん。模型を作ってくれ!」
「うーん。中発の倍位の長さかな。木製なら、出来そうだけど・・港のスペースを広げないと」
「なら出来そう?!」
「この大きさだと時間が掛かるよ。職人と相談しながら作るよ」
要塞もほぼほぼ完成か。しかしこの有刺鉄線ってのは、本当に性格が悪い代物だな。
分厚い皮の手袋が無いと無理だ。
木の杭を立てて、有刺鉄線を張るだけで、かなりの防御だ。それに加えて、Sマインとやらが量産されれば、もっとえげつないな。
くくく。
帝都から最後来た連中もやたらと気合い入れて、要塞建設をしてくれて助かっておる。
怪し連中が紛れてないか、不安だったのが馬鹿みたいだ。
帝都教会より
ムカンの抵抗激しく、帝国の進撃止まる。しかしながら、商業連合動き無しだが、軍の動き活発化の噂話が耳に入る。
商業連合もやっと動くか。ムカンと商業連合対帝国か。ここまでは、予想通りだな。しかし商業連合の奴等、随分とゆっくりとした動きだな。しかし何か違和感があるのう〜。
まあ、長引くほど、わが国が有利に働く。その間、軍備の強化だ。ミリオタに頑張って貰わなくては。
ムカンには、引き続き戦略物資を送り続けねば。