帰還
さてさて、入江で待機。月夜が綺麗だ!!
ん?何の音だ??船?が見えて来たが。
あれか!!!
手を振る!!!
あれは、確かミヤ司令!!!
「お待たせ致しました!!」
「これから私が皆に連絡に行きます!1時間後に砂浜に!!」
「了解です!!」
「そろそろだな。一隻づつ接岸!」
「みんな来るぞ!!船に乗り込め!」
「収容完了したら離岸!!全速離脱!」
僅か数十分で、救助完了。全艦全速離脱。
「どーした?農筋!まだ一匹か?」
「私は大物狙いなのよ!」
久々の釣りだ。のんびりしてるけど、やっぱ待っているのは、気が疲れる。。
ん?エンジン音!!戻って来た!!!
スープの準備しなくちゃ!!
今回の人達も痩せ細ってる。。。ゆっくり体調を回復してほしい。
「カルサ!只今戻りました!」
「お帰りなさい!!!」
「良くやったぞ!!カルサ!!」
「師匠のお陰です!!」
「まずはゆっくり休め。話はその後だ」
「ゆっくり休めたか?」
「休めましたよ!」
「さて、お主の考えを聞きたい」
まず捨てられた人々は、文字の読み書き勿論、算数、技術を持った者が居ません。最初に行うのは、勉強です!
それから、徐々に色んな仕事に就いてもらって、興味のある物が出てくれば、その仕事に就いて貰いたいです!
「ほほう〜言う様になったの〜」
「はい!お陰で、帝国内に潜り込んだ時に、読めないと思われて書類運びをやらされましたが、お陰で色々解りました」
「やりおるな〜それで、どんな事が解った?」
「国王派、議会派、改革派と3つの勢力があるみたいです。それに混ざる様に、領地拡大派と反対派に別れてました」
「なるほどな・・まあ、お主が纏め役となってくれ」
「解りました!師匠!それと1つ帝都の奴隷を解放してくれませんか?」
「奴隷を?」
「勿論、犯罪奴隷以外をですが」
「なるほどな。お前の意図、承知したぞ」