第二回
帝都教会より
帝都、捨てられた人々、働ける者は、旧兎属領地に132名連行されその他、働けられない者、教会にて保護58名。体力回復次第、オータ国へ向かわせる。
帝国の馬鹿ども軍に人を取られれば、そうなるよな。
132名の中に、例の子が潜入。のぶへ海で待つとの事。
ふふふ。やるなあいつ。第2回救出作戦だ。親父殿に話に行かんとな。
直ちに、救出作戦だ。中発もいつの間にか全部、エンジン3機付けていたとはな。やるのーう。二次元め!!
まあ、一隻は思っ切り漁船風になっていたが。。。
今回はミヤとも話だが、破壊工作は無しでの作戦だ。人員はわしとルカは無しの前回と同じ。プラス漁船・・兎族から3名だ。
明日にも、出航だ。既に住む場所も建物も作り始めとるし、長屋は建てっぱなしだし。
「救出隊、出航準備完了。行ってきます!」
「おう!ミカ隊長!」
「ミヤ司令!気をつけてな!」
無事帰って来てくれよ。
久々に、釣りでもして待つか。そういや、農筋も釣りをやるらしいな。ここは、誘ってみるかな。
「農筋!釣りやって待ってようぜ!」
「余裕だね。。。心配で落ち着かないよ」
「落ち着く為に、やるんだよ!あの時と違って、兎族も居る。この国王の娘がオロオロするな!どーんと余裕を見せるのも仕事だぞ」
「・・まあそうね。勝負よ!のぶ!」
「そう来なくてはな!!」
のぶの事だから、教会経由で既に連絡が言ってる筈。強制的に連れて来られた人達にも話は済んでいる。勿論、半信半疑の人が大半だが。ここより更にいい所だっていうのも、話した。何せ自分の目で見て来たからね。数ヶ月居なかっただけで、僕の変わり用にも驚いてた人も居るし。
細かな日程とか話してないけど、今日来る!!まあ、念の為皆んなには、早い段階でって話したけどね。夜に来るのは絶対だ!
入江も見つけたし、まさかその砂浜に、手榴弾を埋めてあるって言ったので、回収。
自分の割り当てられた、家にブービートラップを仕掛けたよ。くくく。ざまー帝国。