第八十八話 ケチャップによる、昼夜逆転生活
今日、もうそろそろ戦争が始まるということで
学校が休みになったので
現在、寝てます
目の下黒いことになってるから
あと学校行く必要がなくなったから
ユ「ケチャップ飲むんじゃなかったぁ〜」
後悔の気持ちを口に出して
ベッドで寝ている
皆はそれぞれ王城の中でやることをやっているようだ
シューゴとヒラノは図書館でトレニアと読書
あと魔法の練習してたら、近くで盗賊に馬車を襲われている
貴族がいるのをシューゴが気づいてそれを助けたらしい
不意打ちで、矢を打たれてトレニアに刺さったらしいけど
シューゴが回復させたらしい
ヒラノのダメージ肩代わりは、機能しなかった
なぜなら、味方じゃないから
その後シューゴと目を合わすと
トレニア顔を赤くしたらしい
キクチ、アユム、ベガは剣術の模擬戦
ちなみに騎士団も一緒にしているらしい
キクチとベガが強すぎて、騎士団が戦意喪失しかけてるけど
まともに相手できるのがベガのお父さんだけみたいだ
その後、魔物の討伐。魔物は緑色のドラゴンだったとか
ちなみに討伐はできなくて、追い払うことができただけらしい
訓練が終わったら騎士団の中にいる女騎士に言い寄られたらしい
リーファ、フィルは魔法の練習で、カンタ、トレニアのお母さんはそれの手伝い。トレニアのお母さんは死靈術を使えないらしい。
リーファ巨大なアンデットを生み出してしまって、それをカンタが封印しただとか
あと昨日襲ってきた奴は帝国の者だったらしい
カンタがスマホで催眠させる絵を見せたら簡単にできたらしい
というのを夜、俺が起きてから聞いた
ユ「やべぇ、昼夜逆転したなぁ」
シ「ケチャップ一本でこうなるのかよ」
ケチャップに効果にびっくりしているな
ユ「今日昼間に寝たから、全く眠くない」
キ「じゃあ、夜の護衛よろしく」
ユ「敵が来たら守れと。めんどいな」
正直、一人でずっと夜起きるのはオバケとか出そうで怖い
まぁ、昼と違って普通の姿で居られるのは良い
流石に王城に中では変装するけど
皆が寝静まったようなので
俺はそっと部屋をでて
外に出た
ユ「街にでも行こうかな?」
夜は何がやってるのだろう
あるのか知らないけど、異世界とかだったらありそうな冒険者ギルドとか行くと、パーティ開催してそう
もし、あるならだが
ユ「夜ご飯食べてないな」
俺が起きたのは
全部が終わった後なので
ご飯も食べてないし、運動もしてない
ユ「まずご飯食ってから、筋トレすっか」
ということで外に出たけど食堂に戻った
食堂は暗くて、鍵が閉まってたけど
この前作ったマスターキーを使えば入れた
厨房には誰も居なかった
ユ「よし、うまいもん作るか」
と言っても材料は作るし、料理は卵料理以外覚えてないから
刺し身かな?食うならば
醤油もほしいな
皿は自分で作って…最高級のものにすっか
瀬戸物だと割れるから、木で作る
ユ「そうぞう」
木の皿を作って匂いを嗅いでみる
ユ「すぅー、はぁー。良いの匂いだな」
あと箸を作って…
テ『あまり干渉はしすぎないほうが良いと思いますよ』
ユ「ん?」
急にテキストさんが話しかけてきた
テ『自分を殺しにくる人が知人だった場合、殺せなくなるかも知れませんよ』
ユ『…返り討ちにすればいいか』
テ『そうですか。では自分がダンジョンのボスだと言うことは言わないんですか?』
ユ『言って、殺されないならな』
テ『まだ、出てきて日が浅いので大丈夫だと思いますけど…』
ユ『まぁ、死なないと思うけど。死ぬまで追いかけられるのは嫌だ』
めんどいと考えて、その後すぐに頭にあることがよぎった
ご飯食べるか
ユ「いくらとサーモンの刺し身」
お皿に並べて
隣に醤油皿を置いて、醤油と山葵を入れた
ユ『よし、いただきます』
俺はサーモンを口の中に入れた
ユ『うめぇー!』
俺はあまりにも美味しかった
サーモンを食べて
どんどん続けて食べた
途中調子に乗りすぎた
ユ『は、鼻がぁ』
山葵が鼻に刺さってる感覚がする
少々鼻の細胞を犠牲にして
俺はサーモンといくらをすべて食べた
ユ『暇だし外行くか』
俺は皿を洗って
乾かして
アイテムバックにしまった
調理実習、お皿洗い担当舐めんな
ユ『ふぅー、涼しい』
外は涼しい風が吹いてきた
現在、昨日乗った一番高い塔の上に乗っている
そういえばこっちには季節が無いのだろうか
テ『ありますよ』
ユ「へぇー、だけど今は無いな。ちょっと遊ぼう。”そうぞう”つらら」
つららを数本作った
それを超軽く投げたら、壁に刺さった
ユ「これ、多分本気で投げたら、壊れそうだな」
テ『壊れますね』
いつものようだ
俺は破壊神かなにかか
テ『いえ、ユートさんは人です』
ユ「そりゃそうだ。まぁ、最近は力が強すぎて本当に人か怪しいけどな」
テ『大丈夫です』
つららを溶かした後
俺は街に行った
一人でフード被って通ってると
いつもとは違うところが開いていて、いつもとは空いているところが閉まっていた
ユ「夜だからか」
それでも、明るい
電球が光っている
ユ「ここって電気が存在すんのか?」
テ『いえ、あれらはすべて、魔力で動いてます』
ユ「うわぁ、異世界の定番だ。魔力でエネルギーはだいたいなんとかなるというのは」
魔力って便利だな
そういえば、カンタもスマホの充電を魔力で補ってたよな
テ『そっちの世界ではなかったと思うので、そちらからしたらすごいですけど、こっちからしたらふつうの事です。魔力を流して光らせることのできる物質を発見したのは、皆驚きましたけど』
ユ「こっちの世界にもエジソンみたいな人がいるんだ」
まさか、前の世界の偉人がいるとか
テ『無いです』
ユ「あっそ」
即否定されたな
テ『偉人はいませんが、転生者や召喚されしものは居ます』
ユ「召喚されしもの…名前だっさ」
やべ、吹き出しそうになった
ユ「街、明るいなぁ」
ドン!
ユ「おん?」
なんかぶつかった
「なんだぁ、てめぇ」
うわー、不良の方でしたか
俺とぶつかった人と取り巻きが二人ほどいる
めんどいやつだ
でも、前を見てないこっちが悪いから
これは謝るべきか
ユ「前をちゃんと見てませんでした。ごめんなさい」
「あ゛あ゛!?」
ユ「?」
謝ったのに怒られてしまった
「そんなんで済むなら、騎士団なんていらねえんだよ!」
ユ「小さい問題じゃないですか」
「口答えすんな!」
えー
ユ「なんかやってほしいのか?」
「この俺様とぶつかったから、お前をひどい目に合わせてやる」
へぇー、ひどい目ね
だいたいのことは耐えれそう
メンタルクソ雑魚だけど
ユ「何すんの?」
「お前を殺す!」
もし誤字、変なとこ、質問があったら言ってください
この話へ一言 フィルから
フィ「ケチャップ飲んでない...」




