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第七十三話 学校の変化

学校の教室


カ「なぁー、なんかユート変じゃねー?」

ア「うん」

キ「変だ」


俺のまわりで、変だ変だ言われている

俺がなにかしたのだろうか


ユ「俺なんかした?」


近づいて聞いてみた


キ「いやぁ、なんか今までに無いくらい目が澄んでるから…」

カ「何かあったのかって思ってー」


俺の目が今まで澄んでなかったみたいな言い方すんなし


ユ「ああ、大丈夫。ただ猫が最高って思っただけ」

ア「そ、そうか。ユート猫派だもんな」


ユートの様子はもう完全に未練のない人になっている

仏?神?死んでから結構立った人?

みたいな状態になっている


ユ「うーん、腹減ったな」

ア「あっ、もとに戻った」


俺は昨日風呂場を真っ赤にしてしまったので

腹が減っている

お腹がギュルギュル鳴っている


ユ「そういや、りんごはどうなったんだろう?」


俺はりんごの件が気になったので

王子を探した


ユ「ちょっと行ってくる」

ヒ「行ってらっしゃい」


とりあえず教室を出た


ユ「“そうぞう”」


廊下の真ん中でこの前作った地図を広げて

王子を探している

ちょっと人に石を投げられているが

当たったところで、そんな痛くない

体、強くなったんだなぁ

地図でいくら探しても、王子は見つからない

どこだろうと、考えていたら


「おい、てめぇが『赤の千剣』のユートか?」

ユ「…」


なんか話しかけられたけど

ちょっと面倒そうなので無視した


「おい!無視するな!」


ガシッと

肩を掴まれてしまった

流石にこれで無視はだめだろう

振り返ると、身長が俺と同じくらいのやつが居た

髪が濃い赤色だ、黒も混じってる気がする

なんか見下してるな


ユ「『赤の千剣』ってなんだ?」

「お前と戦うと大量の剣が飛んできて、戦い終わるときには大量の血がついているからついた二つ名だ」

ユ「嬉しくねぇー」


若干、肩を落としながら言った

あと俺あれ以上に作れるから、もしやったら

『万剣』とか『億剣』とかになるのかな?


ユ「とりあえず俺はユートだけどなんか用か?」

「俺と決闘をs」

ユ「断る」


俺は食い気味に言った

どうせ決闘をしろとか言うんだろ

多分今この状況で決闘を挑んでくるやつは、自分の実力に自身があるものもしくは悪役を倒すことで人気者になろうとするもののどっちかだろう

こいつは、どっちだろう

後者でないことを願いたい

もしそうだったら

ただ単にめんどくさいやつだからだ


「決闘を断ると、お前の信用や名誉が下がるぞ!」

ユ「今、そんなこと言ってもほとんどゼロに近いんだから無理だろ。現にいじめられてると思うから」

「思うから?」

ユ「ああ、正直レベルが低すぎるから、いじめだとは思ってない」

「…そうか」


なんか真面目な顔してるな

興味深そうなこと言ったかな?


ユ「俺は今、暇じゃないから。んじゃ」

ジ「俺の名前はジェイだ!覚えとけ!」

ユ「晩御飯までは覚えておくよ」


俺は名前を聞いてから

王子のところを探した


---------------------------------------

ジェイ視点


バァン!


大きいドアの音を立てて

人の居ない部屋に来た


ジ「くっそ、あれくらいだといじめにはならないのか」


いじめは俺がすべて言った

いじめでメンタルをズタボロにしたあと

決闘でもっと心を折ろうとしたのに

心を折るのとついでに、俺が倒して人気を得ようと思ったのに!


シ「…これよりもっとやるとするなら。ふっはっはっはっはっは!」


少し怖い笑いをあげて、顔には笑みを浮かべている


-----------------------------------

                                     

ユート視点


次の日


ユ「王子居ねぇな」


昨日結局探し続けたけど

地図では見つからなかった

だから王都じゃなくて多分遠いところに行った可能性がある

今日は学校が終わったら、探しに行ってみようと思う

王宮に直接行くことはできるかもしれんが

国王には迷惑をかけたくないな。これは俺が気になって探しているだけだから

情報持ってそうだけど


ユ「どこらへんにいるんだろ」


と王子の居場所を考えていたら


ドォォォン!


突然、何かが爆発したんじゃないかっていう音がした

そう聞こえたときには、頭がなんか痛かった気がした


ユ「ん?血がたれてる」


カラン


鉄が頭の上から落ちた

あー、なるほど。これが俺の頭にぶつかったんだな

爆発音みたいなのはこの鉄の塊が、音速を超えて飛んできたからだろう

俺の左後ろから飛んできたってことは…中庭らへんから来たな

中庭にはなんかでかい大砲がある

絶対あれだな

たまたまフード被ってから、服で結構威力を下げることができたから出血で済んだから良かったぁ

直撃してたら死んでそう。そんな事ないだろうけど

おっ、もう痛くない。というか最初っからちょっと痛かったかもしれない程度だから当たったとしてもすぐに治ったのだろう


ユ「鉄の塊を投げるってアブねぇぞ」


と言って俺は中庭にある

大砲の近くの人に向かって、鉄の塊を投げた

そして、俺はまた王子を探しに行った


----------------------------------------------

                

ジェイ視点


ジ「あれでもだめだったのか!」


とまた誰も居ない部屋で

地団駄を踏みながら悔しがっていた

ける力がまぁまぁあるからちょっとその部屋のものが揺れていた


ジ「あの金属はこの世界で一番硬いミスリルだぞ!あれを音速に近い速度で食らって平気ってどういうことだ!?」


くそっ、せっかくミスリルをもらったっていうのに


ジ「もうこうするしか無いな」


----------------------------------


またまた、次の日


現在キクチと一緒に廊下を歩いている


ユ「遠くに居なかったな」

キ「結界とかで気配を消してるとかかな?」


まだ王子を探しているが

結局まだ見つかっていない

だから方法をキクチと考えている


ユ「どうだろう。知っていることは場所が基本的にどこでもわかることだけで細かいことは知らないんだよ」

キ「今度シューゴとかに頼んで試してみたら?」

ユ「そうだな」


廊下で話していたら


ジ「おい、『赤の千剣』ユート」

キ「赤の千剣?」

ユ「なんか変な二つ名がついたんだよ」

キ「ふっ、おめでとう。赤の千剣」

ユ「鼻で笑ったな!」


はぁー、変なあだ名つけられたから絶対これ、またいじられるやつじゃん


ユ「何のようだ?」

ジ「俺のことは覚えれいるようだな」

ユ「名前は忘れたが」


忘れたことを言うと

相手は怒った


ジ「俺はジェイだ!忘れるな」

ユ「はいはい。んでなに?」

ジ「俺と決闘しろ!」


またかよ


ユ「…その二つ名をやめてくれるならいいぞ。というか千剣はキクチにつけろ。こいつのほうが剣を使える」

ジ「わかった。負けたらそうするよ」

キ「おぉーい、やめてよ。言わないからさ」


キクチも千剣という名前は嫌らしい


ユ「よし、とりあえず。変な名前を消すためにボコす!」


俺は決闘をするところに向かった

場所は試験会場だ


決闘することを聞いていた人たちがたくさん来た

皆俺がボコされることを期待しているようだ

観客席は満席だ


武器を取ってから

舞台に乗って


先「試合…開始!」


めんどくさいけど

試合が始まった

もし誤字、変なとこ、質問があったら言ってください


この話へ一言 キクチから


キ「ダサすぎない?二つ名」

ユ「俺も言われたくない」

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