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第二百九十三話 犯人探し

ユ「もしもし」


今は大人の姿で教会にシューゴとカンタと行った

もちろん場所は王都のだ

人がたくさんいるから、俺達は悩みを聞いてもらうというていで入った

急に捕まえてくるとかはしないみたいだな


「悩みは何でしょうか?」

ユ『どう探る?』


俺達は今、俺達以外誰も居ないところにいるので

会話を一般の人に聞かれることはないみたいだな


シ『少し匂わせるように聞くぞ』


多分、俺のことを探しているのに俺の姿がわからないみたいだ

だって、子供の俺を狙っているし

しかも、大人の俺のことは国王、スーヤさん、スズナさん、騎士団しかいない、その中で死者蘇生を使えるのを知ってるのは騎士団、スズナさんと国王だけだ

あいつらが言うわけない


ユ「少し悩みがあって。それは…」


少し溜めて言うとちょっと気を引けると思ってやってみた


ユ「最近、命を狙われている気がするんだ」


と言って始めてから

俺達は探りつづけた

ちなみに今これは相手が何をしたいのかを探るためにやっている

これは相手が考えてない限りは心を読み取れないので、それっぽい感じを匂わせている


ユ『シューゴ、もしなんか魔法を唱えたりしたら教えて』

カ『記憶見るよー』


と昨日話し合って

今、やってもらっている


「それは悪魔などの類でしょうか?」


教会関係者は顔が隠れていてどんなやつなのかわからないけど

わかるのは性別だけだ

こいつシスターってやつなんじゃないのか?


ユ「違う」

「では、どのような人だと思いますか?」

ユ「…」


シューゴに念話で確認をとった


ユ「白い服を着ていて、顔は隠れてて、…」

「…貴方は私達教会の者が悪いというのですか?」


そうだけど?

なんていえない


ユ「違うよ。自意識過剰だね」(キクチみたいに)

シ『怒られるぞ』


大丈夫だキクチはこんなんじゃあ怒らない

というか言い返してくる


「くっ…」


悔しそうだけど

これ、キクチから学んでやってる煽り方法だからな

めっちゃ効くんだよ


ユ「それでまだ続けていい?」

「悩みがあるとは思えないんですが?」


睨みながら俺に言ってきた

疑われてしまったな


シ『ここまでだろ。もう聞いていいと思う』

ユ『わかった』


シューゴに許可をもらったので

転移魔法でシスターの後ろに回って、頭を鷲掴みして地面に叩きつけた


ユ「悩みは無いね」

「離っ…」


口をガムテープで塞いだ


ユ「黙ってろ。大声を出したら快適な空の旅を楽しんでもらうことになるが?」

(訳:大声を出したらぶっ飛ばす)

シ「キレるのか敬語にするのかを決めろ」


じゃあキレる


ユ「ただ質問に答えろ」


腕も抑えて抵抗をさせないようにした


ユ「声を出すことは許さない。答える時は手を使え。右手でハイ。左手でいいえだ。目をそらしても殺す。大声を出しても殺す。魔法を使っても殺す。魔力を練っても殺す。逃げても殺す。力を入れても殺す。抵抗しても殺す。答えないことも殺す」

シ『答えが一個しかねぇじゃねーか!』


死にたくない限りな


ユ(もとから殺すつもりなんて無いがな)


脅しってやつだ

結構いいなこれ。漫画で見たセリフだけど


ユ「あっ…気絶してる」

シ「やりすぎだ馬鹿」


やりすぎで気絶させてしまった

だけど、これなら情報を聞き出せる


カ「気絶してると何も考えてないから楽だねー」

ユ「俺と違って、気絶してるときのほうが見れるのか」


俺のはその時に考えてるものしかわからないから

気絶されると全く考えが読めなくなる


ユ「それで読めた?」

カ「読めたよ〜。シスターって結構色んな考えあるんだね」

ユ「例えば?」

カ「色んな男の人が触ってきて嫌だとか」

シ「ストーカーに寄られてるアイドルかよ」


アイドルだけではない気がするけど


カ「ここの教会の男の人は皆聖女に心酔している。っていう愚痴もあったけど」

シ「…」


見ちゃいけないものを聞いた気がするな


カ「あと欲がめっちゃある」

ユ「これ以上はなんかやめておこう!」


なんかヤバそうだからやめておく


カ「だけど、違うらしいよ」

ユ・シ「!?」


違うと言われた

それに対し俺達はびっくりしたけども、シューゴはすぐに冷静になってまた考え始めた


ユ「なぁ…犯人は違うってことか?」

シ「そういうことになるな」


犯人が違うとするならば

誰だろうか


カ「検索してみても『検索結果:なし』だったよ〜」

ユ「まじか」


該当なしか


ユ「新しい犯人を探すしか無いな」


めんどくせぇなと思っていたらシューゴが何か思いついたみたいだ


シ「誰かわかった気がする」

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 シューゴから


シ「相談事があったら、言えよ。乗るから」

ユ「ありがて〜」

カ「おっしゃ〜!じゃあ、女の子のそうd...」

シ「それはユートにやれ」

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