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第二百十五話 森の中での戦闘

「あ、あれはアンデットのサイクロプス!」


体が継ぎ接ぎの状態のアンデットのサイクロプスがいる


ユ「全く…なんで今来るんだよ」


ちょっとため息をついていたら

あることが思いついた


リ『お兄ちゃん。倒すね!』

ユ『いや、待って』


念話でやる気満々のリーファの声が聞こえたが

俺はそれを止めて、ちょっと思いついたことをやることにした


ユ「王子、恋人にいいところ見せれるぞ」

王子「そうだな!」


肩を叩きながら言ったら、やる気のある返事が帰ってきた


ア先「いや!戦うな!ここは俺が相手にするから皆逃げろ!」


アンリウム先生は皆に帰ることを促している

そして、それを聞いて大体の生徒は帰った

まぁ、一応記憶を改ざんするのと同時に転移魔法で飛ばすか

流石に生徒だけだと森を歩くのは危ない

残った生徒はリーファ、フィル、王子、ベガ、トレニア、トリス、タルク、レミィさん、俺だけである


ユ「王子、いいとこ見せれるぞ」

ア先「早く帰れ!そう言っているだろ!」

ユ「大丈夫、大丈夫」


先生がちょっとうるさいが

戻りはしないで、むしろ戦うことにした


ユ「頑張れ」

王子「わかった」

ユ(“聖属性付与の剣”。とりあえずこれくらいで良いだろ)


王子の持っている剣を俺が今作った聖属性の付いている剣に入れ替えて

戦いに行かせた。ちなみにこの剣は後で気づかれないように返す

身体能力強化の魔法は自分でかけているみたいだし

そして、先生は抑えた


ア先「何をする!」

ユ「まぁ、先生。ちょっとまってろ」


先生を抑えたらちょっと怒られたが

別に痛くも痒くもない


王子「おらっ!」


王子は身長十メートル近くあるアンデットのサイクロプスを斬るために、高くジャンプした

身体能力上昇のおかげで顔の近くまで行くことが出来ている


王子「“重連撃”!」


大量の重い一撃をサイクロプスに入れている

剣に負担がかかってるように見えるけど大丈夫だろうか


ア先「普通の攻撃はアンデットには効かないぞ!」


そう言っているが

俺が聖属性付与しているので、剣で斬ったら普通に行ける


ア先「なっ…」


驚きで口が開いたままになっている


王子「よし」


倒したのを確認して王子は振り返った

そしたらトリスが寄ってきた


トリ「すごいです!」

王子「や、やめてくれ」


王子はトリスを追い払おうとしたが離れない


レ「王子様は私のです!」


突然レミィさんが遠くから大声で言ってきた


トリ「貴方は関係ないでしょ!」

レ「さほど王子様が言っていたじゃないですか!」


言い争いがそのまま続いた


王子「ふ、二人共…」


王子はちょっと困惑している

優柔不断なハーレム主人公みたいだな


テ『すぐラブコメに例える』

ユ『だってわかりやすいから...』


まぁ、そんなことはどうでもいい


ユ「王子、先言おうとしたことを言え」


さっきちょっと「俺は…」で途切れちゃったからな


王子「二人共!聞いてくれ!」


そう言うと二人共、王子の方を向いた


王子「俺は!レミィさんと将来を誓ったんだ!」


そう言うと少し間があった


レ「私は間違ってませんでしたね」


先に口を開いたのはレミィさんだった

そして、それを聞いてからトリスは泣きそうな顔をした


トリ「…いつか、落としますからねー!」


負け犬のごとく泣きながら遠くへと走っていった


レ「ありがとうございます」

王子「俺が好きなのはレミィさんだけだ」


手をつないでちょっといい雰囲気っぽいが

俺達居るんだよなぁ…


ユ「邪魔者は倒したし、帰るとしようぜ」

ア先「そうだな!」


帰ることになった

これ以上は危ないとでも思ったのだろうか


ユ「さて、これで二人の仲は保てた」


ひと仕事を終えた感じで俺は満足であった

だが、まだやることはある


ユ『さっきなんでレミィさん黙ってたんだ?』

『少し罵られたら、悲しそうな顔をし始めた』


メイドに何があったのかを聞いてみた


ユ『意外と精神面弱いんだな』

『またそこが可愛いです』


はぁ、はぁと興奮している

こいつ...本当に将来が不安だ


ユ『これは俺が学校でトリスとくっつかないようにするよ。無いと思うけど』

『やつが、貶めたりとかしなければね』

ユ『だな』


とりあえず、話すことが終わったので

戻った

ついでに報告書を貰った


ユ「リーファ、フィル。帰ろう」


二人の手を引いて一緒に帰った

ちなみに皆は大量の魔物を倒したみたいだ


シ『血気盛んだな』

ヒ『なんでこんな森に来たんだ?』

カ『強くするためじゃねー?』


この森のことはよくわからんが

とりあえず、強い(らしい)魔物がでるみたいだ


ユ「二人がもっと仲良くなると良いな」

リ「ねー!」

フィ「うん」


二人共賛成だ

もう少し大きくなったら、ファンクラブの幹部的なポジをやってもらおうかな?

断られるかもしれんがな


ア先「Sランクの魔物を一撃…殿下強いですな!」


王子の強さに感心しているみたいだが

それは俺が武器を変えたからっていうのもあるんだが

気づいていないみたい


数時間後


ユ「さて、学校ついたし帰るか」


ということで転移魔法で家に帰った

あと売ってお金がめっちゃ増えたのでちょっと散財した

主にご飯を買うとか

じゃないとお金貯めすぎてやばい

もし誤字、変なところ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 ユートから


ユ「寄付とか出来ねぇかな?」

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