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第百九十三話 一年生の最後のやること

今日は学校

バレンタインは特に何も無くて普通の生活を送っている

なんかある男の子がずっと怖い怖い言ってるけども、ナンダローナー


先「皆はもうすぐ二年生だ!二年生になると先生が変わるからな」

ユ「そうなの?」

先「家庭訪問のときに言ったよ?覚えてる?」

ユ「あっ、うん。覚えてる」


もちろんあの時話したように洗脳したので、どういう話なのかは全く聞いてない

だけど、多分大丈夫でしょ

ただし、ちょっと後悔はしている


先「だが、あと数日でこの学年が終わる。だから…」

ユ「?」

先「最後に森の中で生き延びてもらう!一週間ほど」

皆「えー!」


ダンジョンの管理どうすればいい?

なんて言えないから正直やりたくなかった


ユ「今日から、よろしくー」


あの先生チームを適当に決めやがった

四人チームだ


「よろしく」

「お願いします」

「…」


俺絶対なんかこいつらに言われるよな


「先生!なんでこいつと同じなんですか!?」


俺のことを指差して嫌そうに言ってきた


先「一応ユート達は皆一人ずつ分けたが…」

「だったら、こっちにもう一人くらいくださいよー!」


そんな嫌か?

俺と一緒

だったら俺もシューゴとキクチの二人一緒の班がめっちゃ羨ましいんだが?


ユ「別に、俺は一人で動いたって良いんだよ?」

「へん!じゃあ、そうさせてもらうぜ!」

「わ、私もできれば…」

「…」


一人女の子が居るがそいつはずっと黙ったままだ

髪が長くて、顔がよく見えない

だが、頷きはした


ユ「じゃあ、俺は一人で行きます。先生」


相変わらず嫌われているので、一人で行きたい

それならサボってもばれないし


先「それだとサボるかもしれないだろ!」

「チッ…」


嫌そうにすんなよ

というか王子を瀕死に追い込んだだけでこんないじめられんの、おれ?

あいつが相当人気なのか、俺が他でなにかやらかしてるかだな、じゃあ


ユ「俺さ、なんで嫌われてんの?」


ちょっとは話を聞いてくれそうなおとなしい女の子に聞いてみたが

おどおどしていて答えれそうにない


ユ「あー、えっと。無理に話さなくていいから」


ちょっと悪い気がしたので

戻ろうとした


「あー、オメェなにかしただろ!」

ユ「してねぇよ」


ガキかよこいつ

いや、ガキだったわ


ユ「なんでこんな…」


こうして、学校でのクソみたいなサバイバルの演習が始まった


「じゃあ、お前。あそこで寝ろ!俺たちはこっちで寝るから」

ユ「いいよ」(俺、どこでも寝れるし)


俺のチームはうるさい男一人

ちょっとリーファに似た女の子が一人

おとなしい髪の長い女の子が一人

と俺の四人だ


ユ「あそこって…」


やつが指差したのは、水の中だ

エラ呼吸しろと?


ユ「普通に竹とか使えば良いんだがな」


まず初日


「拠点ここな!」


男の子が拠点を勝手に決めて、そこで過ごすことになった


ユ「はぁ…」


俺が狩りに行くことになった

ちなみに付き添いはおとなしい女の子だ

森の中を通るのがめんどくさい

だけど、魔法でどんどん邪魔な草とかを切るからあの女の子も通りやすいだろう


ユ「狩りねぇ…基本的には襲ってこない限り戦わない主義なんだよな」(最近ご飯は狩りじゃなくて俺が材料作ってんだよな。これができるなら命を消費する必要が無いって言うことで)


だが、そんなことは今できない


ユ「木の実とかでも良い?」


聞いてみるとうなずいてくれた


ユ「美味しいかどうかはわからないけどな」


そう言ってもまだうなずいてるから

それでも良いってことだろう


ユ「木の実は登って取るのがめんどいから、魔法で落とす」


りんごとか、木の上に生えてるものを俺は魔法で落とした

それをずっとやってたら、結構な量になった

二人で持ち運べないレベルになったので、もう帰ることにした

アイテムバックがあるが、使わない

ずるいって言われるからな。あれくらいの精神年齢だとな


ユ「“浮遊”」


そう言えばこれがあったわ

これで俺とこの女の子が持ってた木の実は全部浮いてるので手には何も持っていない

楽だ


ユ「ただいま」


ただいまと言って、戻ってきたら

めっちゃ警戒されてる


ユ「これがご飯だよ」


だが、死なれたらめんどくさいので

ご飯を分ける


「毒とか入れてねぇよな!?」

ユ「入れて何になる?」

「俺たちに復讐できる」


復讐も何もいじめに関して全く怒ってないのに復讐って何すればいいの?


ユ「まぁ、信じないで食べないくて、死んだら。勝手に餓死したって伝えとくから」


俺はちゃんと食べろって言ったので

食べなかった本人が悪い

もしこいつが馬鹿じゃないのなら、毒が入ってるものを食べようが餓死しようがどのみち死ぬって気づくよな

あっ、馬鹿じゃなかったら毒入ってないことわかるか


ユ「もうそろ夜だから、お前らは寝ろよ」

「お前はどうするんだ?」

ユ「起きてる」


最初竹を加えて忍者みたいにして過ごそうかと思ったが

口で呼吸すると睡眠時無呼吸症候群になるかもだからな

流石にそれで死にたくない

まぁ、俺の寝相が悪くて竹が水の中に入って呼吸できないとかありそうだけどな


「じゃあ、俺も起きる!お前が何か変なことをしないかを見張る!」

ユ「別にいいけど。それはお前がきついんじゃない?」


俺は水色の上着を着れば、一分で済むし

というか本当は十秒寝るだけで一日と約六時間分は寝れるから、普通に最短で二秒とかでも良いんだよな

それで六時間くらいは寝れるから


ユ(さっき二秒寝たし)


だから俺はもうずっと起きれる


ユ『古龍、青スラさん、イリヤ。ダンジョンを守るの任せた』

古『わかったー。敵が来たら戦うねー』

イ『任せてください!』

青スラ『わかりました』


今日から一週間は帰れないので、三人に任せるしか無いな

あと、俺はずっと起きるだけなんだが


ユ「寝なくて良いのか?」

「大丈夫だ!」


寝ればいいのに…

無理やり寝かすのもありだが、やったらこいつの場合めんどくさい解釈しそうだからやりたくない


ユ(りんご食べたい)


ぼーっとしながらずっと朝になるのを待ってる

というか二つテントは支給されるのなんでだよ。冒険者試験だとなかったんだが…

これが子供と大人の差かな?


ユ「なぁ、一つ聞いていいか?」

「お前に話すことなんて無い!」


こりゃ聞いてくれ無さそうだな

じゃあ、ずっと沈黙の状態で待つしか無いな

と思っていたらどこからか足音が聞こえてくるのでその必要は無さそうだ


ユ「魔物だな」

「う、嘘を付くな!」


あたりを見渡して確認しているが

確かに見えない

だって、俺がさっき第三サードアイを広めたから見えたからな

こいつらに見えないようひろげんの大変だったんだからな

でも、結構近いな


ユ「だんだん足音が大きくなってきたな」


結構でかい足音だな

まぁ、俺は正体知ってるけど


「ま、魔物なんて居ない」


最後まで信じてなかったが

魔物は居た、こいつは…見たこと無いな


「こ、こいつはオーガ!C〜Bランクの魔物だ!」

ユ「わー、こわいなー」


とりあえずなんか怖がってる風を装った

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 青スラさんから


青スラ「いじめた子供は大丈夫でしょうか...」

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