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第百七十八話 新しい依頼

クリスマスが終わって

正月が終わって

あとやることなどは….ない!


ユ「楽だー!」


眠いから、現在いつも通り、ぐーたらしている


シ「寝正月だな」

ユ「コタツムリ正月だな」

シ「ちょ何言ってるかわかんない」


冒険者ギルドは開いてるんだよな

正月でも


ユ「依頼でもやってこようかな?」


寝正月になって運動不足とかになりたくない


シ「長期依頼でもやれば?」

ユ「学校が終わったらな」


本音としてはちょっとめんどくさいと思っている

でも依頼は受けに行くことにした

困ってる人が居るわけだし


ユ「ということで、依頼の貼ってあるところに来たんだけどさ」


なんか敵を倒す系しかないな

でも、俺たちはこの前あることを話した


ユ「俺たちは攻められない限り攻撃はしないから、人に迷惑をかけている魔物は(ダンジョンのボスであろうと)倒したほうが良いと」


そういう話をした

この話があってから、魔物を倒すことにした


ユ「人に迷惑をかけてる系のみだから、敵から取ってくるとかはやらないんだよな」


だから、薬の材料でこれがほしいとか言うのは俺が自分で作るしか無い

要するに、多分依頼は全部できる


ユ「じゃあ、これをやるか」


壁にあった、「村の畑を魔物に荒らされるので助けてください」って言うのがあった


ユ(報酬が低くても別に生活に困らないから、良いな)


最悪お金がなくても生きていけるし


ユ「さて、行くか」


受付の人にこれを受けると言ってから

飛んでいった


ユ「こんにちはー」


村にたどり着いた

地図に書いてあった通りだとここになるはずだ


「おお、冒険者か?」

ユ「おう」


奥から結構よぼよぼな爺さんが出てきた


「随分、特殊な格好をしているのだな」

ユ「まぁ、これが俺の普段着なので」

「そうなのですか」


控えめに言って、だいぶ最強だと思う

確かに服はこっちでは作られてないものだけどな


「少しこちらに来てください」


おじさんによって、近くの家に案内された

そして、椅子に座った


ユ「依頼を見て来たんだけど、どの魔物が迷惑になっているんだ?」


そう聞くと爺さんは紙を持ってきた


「これです。これが強すぎて、あらゆる冒険者が負けてきたのです」

ユ「うーん、こいつか」


いつぞや戦ったことのあるやつだな

名前、覚えてないが


「ところで、貴方はランク何でしょうか?」

ユ「ん?俺はBランクだ」

「Bランク!?」


驚いている

口開けながらだから、顎外れっぞ


ユ「なんか問題でも?」

「この前Aランクのパーティが来たのにも関わらず負けたのに、Bランクだと!?ギルドめ、頼んだだろAランク以上の冒険者のパーティを連れてこいと!こいつでは死んでしまう」


怒ってるな

というかそんなにランク気にするのか?


「お前は、この依頼を受けるときなにか言われなかったのか!?」

ユ「うーん、あっ。『ユートさんなら大丈夫でしょうね』って言ってたな」

「…」


まだ疑いの目があるな

まぁ、疑っていようが俺の実力が変わらないから良いんだけどさ


ユ「そういやさ、その魔物の名前って何?」

「うーん、確かアダマンタイトウルフって言っていたな」


通りで見たことがあるわけだ


ユ「なるほど。普通のA級のパーティでも勝てないわけだな」

「なぜだ?」

ユ「あれはS級だ」


そう言っても俺もB級だけど

ギルドからしたら厄災達と同じくらいだと思うが

厄災二体くらい倒してるし


「ということは、お前も勝てないのでは?」

ユ「大丈夫、あれの大群を倒したことがある」


学校のダンジョンでな


「そ、そうなのか。それは頼もしい!」

ユ「じゃあ、いつ頃来るか教えてくれないか?」


ちょっと考えている


「大体、夜ぐらいに来る」

ユ「暗闇の中ではご飯を取りたくないからかな?」


というか畑の野菜を決まった時間帯に取るっていう時点で知能は少しあるみたいだな


ユ「依頼にはあらされてるって書いてあったけど、「食べられてしまう」だな」

「確かに…依頼の内容を間違えてしまったな。はは」


この爺さんさっきまで怒ってたけど

もう大丈夫そうだな

敬語も無くなったけど、むしろそっちのほうが嬉しい


ユ「じゃあ、夜まで待つか。その間、ちょっと、村を案内しくれないか?」

「お、おう。良いけど…」


ちょっと困惑してる様子だった


ユ「なんか変なこと言った?」

「いや、普通は村を見回りたいなんて言わないから、少し驚いてしまった」


普通は気になんないんだな

まぁ、俺も暇だったからなんだがな!


ユ「意外と人は多いんだな」

「皆農業をしている。お前さんには理解できぬだろうな」

ユ「農業は無理かもな。一応花とか、薬草とかは育ててるけど」


そう言うとなんか爺さんの頭に血管が浮かび上がったのが見えた


「こらぁ!小僧、農業と花を育てるを同じだと考えるな!」

ユ「は、はい!」

「農業のなんたるかを教えてやる!」

ユ「えっ、あっ、おー!」


そして、俺は爺さんのもとで農業の何たるかを教えられまくった

その後


「ぜぇーぜぇー」


息を荒くしながらぶっ倒れている人がいる


「お前、体力多いな」

ユ「多分、友達(ダンジョンにいる男子)の中では一番無いと思うが」


かいてもない汗をタオルで拭くような動作をした

なんとなくだ


「化け物め…」


そう言い残して彼は旅立った


テ『死んでないですよ』

ユ『でも結構爺さん』


流石に歳だから疲れたんなんじゃない?

と思い、言ったら

「まだ若いわ!」

そう言われたので、何も言わないことにした

正直わかくn….


ユ「ぐはっ!」


爺さんに殴られた

だけど、ちょっと前回よりは弱かった


「まだ若いわ!」


何!?心の中が読めるだと!?

と驚いていたら、爺さんは深呼吸をして落ち着いていた


「さて、もうそろそろ夜だ。頼むぞ。成功したら報酬に色を付けてやる」

ユ「おうよ。報酬楽しみにしてるよ」


爺さんとはすっかり仲良しになった


ユ「さて、腰痛いなぁ…」


まず家の外に出てからの一言目がそれだった

ずっと田植えさせられて、結構腰が痛かった


ユ『もしかして、教えると称して農業をサボった?』

テ『流石にないと思いますが…』

ユ『まぁ、やってて楽しかったし、いいか』


後悔はない

楽しいのならば本望だ


ユ「さてと、美味しい飯を食われちゃぁ腹立つからな!」


せっかく育てたんだ

奪われたら嫌だもんな

農業だったら野菜が大切だからな

大切なものは消えてほしくないもんな


ユ「絶対守るからな」


とやる気を出していた


ユ「だけど、ちょっと昼寝」


水色の上着を来て一分だけ寝ることにした

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 爺さんから


「あの小僧、最後までわしのことを爺として扱いやがった」

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