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第百六十三話 ぶらり旅というなの勉強 ③

シ「さっきの出来事は普通に一番帰りたいと思うようなことだった」

テ『大変ですね』


言っていることは心配しているような感じだ


シ『それは本音か?』

テ『違います』


やっぱりな


シ『それが本音だな』

テ『はい、そうです』

シ『正直者め』


シューゴは一度ため息を出した


テ『褒め言葉ありがとうございます』

シ『褒めてない』


すごい言い合いが広げられている

というより探り合い?煽り合い?


シ『普通にこの世界って子供が子供に思えないんだが。それは異世界だからとかあるのか?』

テ『そんな事ありませんょ。おそらくあなた達がいたところのほうが子供の水準は高いですよ』

シ『その水準が高いはずのユートはここの小学生の問題を解けなかったのか…。試験の内容はこの世界の基礎的なものだったけども、それでも10点...』


絶対これ、ユートが聞いてたらぶっ飛ばされてたな

言うのやめとこ


シ「場合によっては聞かれているけどな」

テ『能力が意味わからないですからね、あの人』


------------------------------


ユ「!?」

キ「どうした!?」


俺はなにか感じた

ユ「なんかディスられた気がする」

キ「いつもディスられてるから大丈夫」

ユ「おいこら」

「真面目に戦え!」


現在冒険者と戦っている途中である

そして、倒した


ユ「よし、転移したから、記憶も消えたろ」

キ「終わったな」

リ「お疲れー!」


戦いが終わってから戻ろうとしたら後ろからリーファが迎えてくれた


リ「これ作ったんだー!食べてー!」


リーファがクッキーを皿に乗っけて目の前に出してきた


青スラ「美味しいですよ」


美味しいと聞き、期待して俺はクッキーを食べた


ユ「じゃあ、いただきます」


パクっと、一枚だけ食べた

現在、こっちでは平和に過ごしています


---------------------------------------


次の日


シ「さて、帰るか」


腕を伸ばして、飛ぶ準備をしようとしたら

トレニアが後ろから声をかけてきた


ト「帰るのですか?」

シ「ああ、また学校で会おうな」


飛行魔法でシューゴは家に帰った


シ「さて、温泉も満喫できたし。ダンジョン知れたし。帰りますか」


また来た時と同じ速度家に帰ったのであった


シ(そういえば、昨日…)


----------------------------------


シ「ちょっとトレニアのお母さん」

母「なんでしょうか?」


シューゴはトレニアが寝た後トレニアのお母さんに声をかけた

部屋には居なかったから、ロビーとかに居るのだろうと居たら案の定居た

そして、周りには誰も居ない

皆寝ているのだろう


シ「俺が言うことじゃないかも知れないけど。なぜトレニア目標が俺に勝つことなんだ?」

母「期待しているからよ」

シ「…自分より、強い相手に子供が勝ってほしいということか?」

母「ええ、そうよ」


こう言うって事は、俺のほうが強いって考えているんだな


母「立って話すのだと疲れるでしょ。座りな」

シ「普段の俺だったらこんな事聞かないんだが…気になってしまった」


ちょっと慣れない感じだ


母「気になったことは、聞いて良いんだよ」

シ「そうか。だが、もう聞くことはない」


もう立って帰ろうとしたが


母「じゃあ、一つ聞きたいことがあるんだどいい?」

シ「俺も聞いたから。良いぞ」


聞きたいと言われたので、聞くことにした

流石に自分だけだと不公平だからな


母「じゃあ、貴方のステータス、それはなんですか?」

シ「!?」


突然のことでシューゴはびっくりしている


シ「…どういうことだ?」


ごまかしてみたけど、こいつには通用する気がしない


母「貴方のステータスを魔法で見た時、常人じゃない数値を持っていたのよ」


やっぱり通用しなかった


シ「いつからだ?」

母「今日貴方が風呂に入っているときよ。トレニアと話していたから脱衣所のところは気にしてなかったでしょ」


大方脱衣所からのドアの隙間から見ていたのだろう

混浴死すべし


シ「あいつは共犯か?」

母「そんなわけないじゃない」


流石にそこまでする親ではないようだ

国王も見習ってほしいな


母「それで、そのステータスは何?」

シ「なんて答えれば良いんだ?」


下手なことを言ってボロを出したくない

という考えはシューゴの注意深さが出ている


母「なぜそんなステータスを持っているかを教えてほしいわ」

シ(…さて、どうしようか)


心理戦の開始である

最初は沈黙が続いた

二人は敵同士のように睨み合っている

実際に敵同士だけどさ


シ「…俺は重要な使命を持っているからだ」

母「それは、貴方の周りに居る子達は関係ないのかしら?」

シ「…無い」


結構、勘が鋭いなこの女


母「嘘ね。少し言うことをためらっていた。あと貴方の瞳孔の動きを見てみたら、わずかに小さくなっていた」

シ「どういうことだ?」


何を言っているのか全くわからない


母「嘘をつくと人は、瞳孔が小さくなるのよ」

シ(ユートとか知ってそうだな。この雑学)


雑学ならたくさんありそうだからな

偏ったものだけ


シ「勘の良い、女は嫌いだよ」

母「ははっ、嫌われても別にいいわ」


余裕そうな笑いを上げて

またこっちを見てくる


シ『これは俺たちの正体をばらして良いのか?』

テ『うーん、知りません。すみません』

シ『知らないのか…』


シューゴは悩んであることをすることを決意した


シ「“記憶喪失”」

母「!?」


トレニアのお母さんの記憶を消すことにした

主にシューゴのステータスを見た情報と今話した事をだ


シ「記憶はまた別のことに変わっているだろうけど。今度からずっとステータスを隠しておかないとな。あと、俺たちがなんのために呼ばれたのか、正体を明かして良いのか、色々と俺たちをこの世界に招待したやつに聞かないとな」


尋問か、拷問でな


---------------------------------


そして、ダンジョン前


シ「ただいま〜。えっ!?」


シューゴがダンジョンの地下十階の冒険者と戦う部屋にユート達の倒れている姿があった!?

隣にキクチも倒れてる!?

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 テキストから


テ『皆と話すのはやっぱり楽しいですね』

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