第百四十三話 日帰り旅行
カ「ユートー。なんか映えるところ行ってみようぜ〜」
ユ「うーん、いいよ」
ご飯を食べてちょっとゴロゴロしていたら
カンタがそう言ってきた
ユ「大体ドコらへん行きたい?」
カ「うーん、なんか良さそうなところ」
まだ行く場所は決まってないみたいだ
ユ「キクチとか呼んでみたら?あいつ前の世界でSNSやってたよな?」
カ「だな〜。じゃー、ちょっと呼んでくる」
とカンタはすぐにキクチを呼びに行った
カ「行こうぜ〜」
キ「わ、わかったから」
カンタがキクチを引っ張ってきた
ユ「じゃあ、行くか」
カ「観光できそうなところに行ってみる?」
良さそうなところを探してみることにした
ユ「日帰りだな。明日学校だし」
カ「今度皆で行くために先に行ってみようぜ〜」
ユ「わかった。下調べだな」
いろんな街に行ってみることにした
まずは調べる
カ「おっ、こことか良さそうじゃね?」
ユ「どれ?」
とカンタが指差したのは観光名所たくさんあるところだった
ユ「いやー、俺はこっちのほうが良いと思うな」
俺は温泉街の方を指差した
温泉好きだし
あと温泉から見える景色とか良さそうじゃん
キ「なんでスマホはカンタしか持ってないのにレビューとか評価とか書いてあんの?」
カ「感情でも読めるんっしょ」
ユ「さすがチート」
カ「二人もでしょー」
色々な街を検索して
決めるのをめんどくさがったので
上から順番に行くことにした
ユ「よし、絵が見えるならそれを考えればすぐに行ける“転移”」
すぐに転移してまず着いたところはカンタが一番最初に指していたところだ
山の上からの景色が美しいな
あといい匂いだなぁ〜
カ「おぉー、めっちゃ良さそうだなー。取ろうぜ取ろうぜ〜」
すぐに寄せられて
写真を撮った
カ「はい、チーズ」
カシャ!
ユ「ちゃんと撮れた?」
カ「撮れたよ〜」
と写真を見せてきた
ユ「目、つぶってるな」
カ「じゃ〜、もう一回撮ろ〜」
もう一回取った
今度はちゃんと目を開けていた
ちなみに俺は写真を取るときは必ず手の形をピースにするこだわりがある
テ『変なこだわりですね』
ユ『今までこれをやってきたんだ。今更やめるわけには行かない』
テ『意外と変な理由で続けてるんですね』
ディスられたが気にしない気にしない
ユ「さて、次は温泉だ!やったぜ!」
キ「めっちゃ嬉しそう」
カ「ユート、温泉好きだからね〜」
実際結構好き
特に露天風呂とか最高
まじで!
ユ「温泉〜温泉〜」
鼻歌を鳴らしながら
温泉街に飛び、実際に入ってみた
ちなみにカンタはスマホを持ってきた
キ「女湯のほうを撮っちゃだめだからな」
カ「撮んねぇよ」
キ「いやどうかな?」
と会話を広げている間に
俺はずっと温泉に浸かっていた
ユ「体は魔法ですぐに洗えるし。楽やわぁー」
キ「口調まで変わってる」
楽だな
だけど…
ユ「効能が、俺たちの家のところのほうが有能だな」
キ「一応肩こり、冷え性は治るらしいが」
キクチが看板を見ながら確認していた
ユ「俺らのところはそれ以外にも状態異常、筋肉痛、寝違え、骨折、捻挫も治すぞ。まだまだあるけど」
カ「温泉ってなんだっけ〜?」
ゲームで言うなら回復場所
大体の場合、状態異常治るよな?
あと死んだ人も生きかえって…
流石にF○3の世界だけか…
ユ「さてキクチ、我慢大会しないか?」
キ「魔法はなしだからな」
ユ「そりゃな」
了承を得たので
勝負した
ちなみにみんなのぼせたらやばいので
カンタが審判的な役割をしてくれた
ドボン
カ「ユートの負け〜」
ぶっ倒れた俺を抱えてそのまま水風呂の中に入れて無理やり起こされた
テ『ユートさんは、潜在能力のおかげで大丈夫ですけど、実際にやると心臓麻痺とかになったりするので、やってはいけません』
そして、外に出て
他にも大量の街を回って
家に帰った
ユ「疲れたー」
カ「眠〜」
とぐったりしている俺たちは
また温泉に入ってから
寝た
ユ「今日は水色(回復速度1万倍)を着てねるか」
もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください
この話へ一言 ユートから
ユ「一分後に起きたわ」