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第百三十九話 大量の立方体

ちょーっと恐ろしいと思うが


ユ「やるしかないか」


キクチとかがいればもっとやりやすかったかもしれんが

まぁ、一人でやるしか無いか

あの二人は本に夢中だし

とりあえず、目隠しを外した

そしたら


ユ「お、おお…」


大きな傷跡があった

傷はふさがってはいるが、跡が残ってしまっている

形的に、これは剣で切られたのか?

目は…だめだこれじゃ見えないな


ユ「“目”×2“体細胞”」


この目を治すためのものを作り

直ぐに行動に移した


ユ「“空間転移”“回復速度上昇”“再生能力上昇”“感覚麻痺”“エリクサー液”」


最初に目を空間転移で本来の場所から取った

その目はもう使えないから、火葬した

あと麻酔覚醒を起こしたとしても痛みを感じないように、感覚を麻痺させ

すぐに新しい目を入れた

回復速度と再生能力を上昇させてるから、すぐにくっつくはずだ


ユ「これでいいな、多分」

古「すげぇな…さすが化け物…」


ディスられたきがするので

すぐに振り返って反論した


ユ「おいこら、俺らからしたらお前のほうがよっぽど化け物だからな。古龍」

古「流石に俺でもお前みたいな魔法は使えない」


だからといって、化け物って…

だったらシューゴはなんだよ。あいつ俺より魔法使えるからな


ユ「これであと数時間待てば起きて、見えるようになるだろ」

「本当ですか!ありがとうございます!」


と少し低い声が聞こえた

見てみると

執事が土下座していた


ユ「急に話すようになったな」

「申し訳ありません。先程まであなた方が怖すぎて、何も言えませんでした」


そんな怖いの?


ユ「今は?」

「いい人だと安心しました」


最初は悪い人に見えたってことか?

それは、見た目か?見た目か!?見た目なのか!?

…発狂するのはこれくらいにしておこう


ユ「数時間待つとすっか」


その間ちょっと館をまわる許可をもらった

ちなみに執事は、ずっと女の人の横で待っているようだ


ユ「人が住んでるだなんてな」

古「俺も知らなかった。多分ここ最近で入ってきて、館を手入れしたのだろう」

ユ「にしては外がボロボロだったけどな」


長い廊下をあるいて、色々な部屋を探索している


ユ「ここは調理室、ここはトイレ、居間…」

古「普通だな」

ユ「やっぱ普通だな」


最後にあるところのなんか紫色の何かが漏れてるドアが見当たったので

そこに行ってドアを開けた


ユ「…階段だ」

古「暗い」


ドアを開けるとそこは階段があった

位置的にここは地下だろう

地下に何があるのか気になったので、行ってみた


ユ「階段多いなぁ…」


一段一段とゆっくり降りていった

そして、下には…


ユ「なんだこれ?」


黒い箱があった

そして、何かガタガタ震えている。なんかどっかのゲームで見たことあるなぁ


ユ「マナーモード?」

古「何だそれは?」


スマホに付いてるものだが、多分古龍の考えるスマホってカンタのやつなんだよな

あれはおかしいから違うんだよな

説明もめんどくさいし...よし!


ユ「あー、忘れて」

古「わかった」


それをじっくり観察してみた...

だけど、特に変化なし

ガタガタ震えているだけだ


ユ「開ける?」

古「開けてみるか」


明らかに開けてはいけなそうなものであるが

好奇心に勝てなかった結果というのと共は...同じ意見の人が居たからな


ユ「よし、ゆっくり開けよう」


と南京錠を外して

開けてみた

少しきしむ音がしておばけが出るんかと思った

そして、中からは


ユ「…うーん、これは…」

古「何だこれは?」


立方体が四つ繋がった物体が出てきた


ユ「テ○リスかよ!」

古「何だそれは?」

ユ「気にすんな!」


そう、完全に一列揃えると消えるあれだったのだ

その物体は、だんだん小さいのに分裂していって

違う形になっていった

分裂と言っても、一つ一つの粒になっているのではなく、全てくっついている


ユ「おお…パズルかな?」

古「四角いがどんなものにでもなれるのだな」


どうやら変形するめんどくさーいタイプのやつらしい

それを見ながら深呼吸のようなため息を出した


ユ「俺たちさ、箱を開けないほうが良かったな」

古「多分そうだが。倒さなきゃいけないだろ」

ユ「だな」


変形して次になった物は剣である


ユ「鋭さの無い剣だな」


その剣は俺が言ったことに怒ったのか

俺の方に来て切ろうとした

いや、叩こうとした

鋭さの無い剣と言っても、痛そうなので

避けることにした


ユ「よっと」


軽く避けたら、当たりはしなかったが

何か風を斬ったかのような音がした


ユ「え?」


思わず振り返ってみたら

真横にあった本棚が真っ二つになっていた


ユ「えぇー。鋭さあるん?」

古「あるみたいだな」


あの四角い見た目からどうやって、鋭さができているのか教えてほしい

キクチとかできんのかな?

まぁ、今はそんなことを気にしている場合ではない


ユ「どうしよう。普通に殴ってみようかな?」


また剣を俺に振ってきたので、今度は真剣白刃取りをしてみた


ユ「おらぁ!」


真剣白刃取りしてみて、その剣は逃げようとした

だけど俺は千トンの重りをつけてるから簡単にはぶっ飛ばない


ユ「ん?」


ずっと掴んでて折ろうかと思っていたら

なんか俺のこと普通に持ち上げれてね?これ


ユ「わー、力強いなー(棒)」

古「なぜ棒読み」


剣を挟んでい倒れはそのまま上に飛ばされた


ユ「え?」


飛ばされた俺は、気がついたら空にいた

シューゴと一緒に


シ「うわっ、びっくりした」

ユ「悪い。ちょっとテ○リスのブロックに飛ばされて」

シ「え?テ○リス?」


何を言っているかわかんないみたいだな


ユ「下見てみろ」

シ「下…館を突き抜けた俺達の形しか見えないけど?」

ユ「あれ?」


そこには四角いもので出来た剣が見つからなかった

ふと横からなにかの黒い影が見えたので、横を見てみたら


ユ「…なんでいんの?」


真横にその剣があったのだ


シ「これか。確かにテ○リスのブロックだな」

ユ「見た目によらなくて、結構鋭いからな」

シ「え、ホント?」

ユ「うんほんと」


信じてないな、この顔


上に飛ばされた俺たちは一応浮遊魔法が使えるので

とりあえず、飛んだ


ユ「この剣なんか変なはこ開いたら出てきたんだよ」

シ「このテ○リスが?」

ユ「うん」


その物体を見ていたら

急に攻撃を始めた


ユ「あぶねぇな!」


びっくりしたよ

浮いてたら、急に剣を振ってくるんだから


シ「とりあえず、下に行こう。空中戦は不利だ」

ユ「わかった」


シューゴの支持に従って俺とシューゴは地面に転移した

そして、勿論テ○リスブロックもついてきた


ユ「うわっ、また斬ってきたよ。でも、キクチと違って一本だから楽だな」


キクチは五本と自分が二本持って、しかも攻撃の合間に新しいのを出すから

十本くらいと戦ってる感じなんだよな


シ「反撃をしないと。倒せないぞ」

ユ「それくらいは知ってるわ」


当たり前のことを言われたので

ちょっと言い返してしまった


ユ「うーむ、思いついた攻撃をすればいいか“ミサイル”」

シ「え?」


今思いついたのは、超でかいミサイルだ

一応自分で持つことはできる


ユ「これならどうだ!」

シ「バカ!家が壊れるだろ!“防御結界”“防御板”!」


威力のことをよく考えなかった俺はシューゴに怒られ

怒るついでにシューゴは魔法で家に被害が行かないようにした


ドォーーン!


大爆発した音が聞こえる


ユ「うっせぇ」


投げた瞬間耳を塞いだと言っても

音がかなりデカかったので、正直耳を本当に塞いでるのかを疑いたくなった


ユ「…煙邪魔だな“空気弾”」


それは空気を圧縮した弾で、ぶつかると圧縮された空気が放出されて

爆発した感じになる


ユ「威力は無いけどな」


煙が飛んで、見てみたら

めっちゃひび割れていた


ユ「これは…まだ壊せるのかな?」


とじっくり眺めていたら

ブロックが太い棒になった


ユ「ん?ぐはっ!」


その棒を見ていたら急にそれがお腹にぶつかってきた

素早かったので、俺は飛ばされてしまった


ユ「ぎゃぁーーー!」

シ「ユート、星になったな。達者でな」


シューゴは手を振りながら、星となったユートを見た


ユ「なってねぇよ!」

シ「帰ってきた」


すぐに転移で帰ってきた


ユ「こいつ…やっぱり力強いな。俺、千トンあるはずなのに」

シ「外したら?」

ユ「そうすっか」


外して、収納した


ユ「どうしよう」


と悩んでいたら


シ「俺が閉じ込めてみる。その間になんかでかい攻撃を入れろ」

ユ「わかった」


シューゴにそう言われたので

一撃が大きそうなものを考えた


ユ(えっ…なんかある?)


思いつかなかった

普通に俺の知識不足である

雑学の多さには自信あるんだがな

かなり偏ったものだが


シ「“拘束結界”」

ユ「えーっと、えーっと…“大爆発”」


シューゴが物体を捕まえてくれて

そして、俺は手にこれから大爆発する物質を作り出した

テ○リスブロックに近づいて

手に持っている物質をぶつけた


シ「ユート!それだとお前も爆発するぞ!」

ユ「…え?」


ドォーーーン!

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 ユートから


ユ「爆発ってなんか威力強いイメージあるよね」

シ「多分、普通は一点に集中攻撃するほうが火力高いと思う」

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