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第百二十九話 龍が来てからの生活

ここから

龍→古(龍)に変わります


古龍が来てから、三日

わかったことがある


ユ「お前、結構めんどくさがりやなんだな」

古「ああ、だって百年くらいずっと寝ていたんだぞ。あの洞窟で」


古龍は人化の状態で人を駄目するクッションで猫みたいに丸まって

寝ている


ユ「だから友だちができないんじゃないのか?」

古「いや!それは俺が強すぎただけだ」

ユ「…そうか」

古「何だその哀れんだ目は」


ちょっと怒られそうだな

立ち上がってきて、何か言いに来そうだ

だけど、また寝っ転がった


ユ「よかったな、俺達のほうが強くて」

古「ああ。本当に良かった」


強くて感謝されたのは初めてな気がするな


ユ「今日は、何しよう」


特にやることが思いつかなく

古龍と同じよにぐーたらするしか思いつかなかった


ユ「冒険者の依頼やろうかな?」

古「行ってらっしゃい」

ユ「まだ行くとは決めてないのに、早いな」

古「それでも行くんだろ?」

ユ「そうだけどな」

古「俺はここで寝ている」

ユ「わかった」


クッションの上でずっと寝ているようだ

眠いんかな?


冒険者ギルドにて


ユ「今日の依頼は….何にしよう」


今日ギルドについてから

すぐに冒険者のランクが上がったことを報告された

ということで俺はDランクになった


ユ「依頼の内容全部簡単に見えるけどな」

メ『これくらいは全部簡単だろ』

ユ『起きたんだ』

メ『ああ、起きたよ。というより、ずっと起きてるけど話しかけてないだけだ』


ちょっとさみしそうな感じを出してる

何考えているかわかった気がしたので

俺は小さく鼻でふっ、と笑った


ユ『…暇だったら話しかけていいんだぞ』

メ『わかった』

ユ『だけど、誰かと話してない時にな』

メ『それくらいの常識はある』


常識ねぇ…


ユ『この前温泉がぬるいから皆が居るのにも関わらず温度をめっちゃあげたバカは誰だ?』

メ『悪かった』

ユ『あれは、温度に耐性のある人だけでやれよ』

メ『わかった』


なんか心のなかで親が子供を叱っている感じになっていた

外ではただ突っ立って、依頼を眺めているだけだから

外からは何も言われないけどな


ユ「…あっ!この薬草採取はどうだろう。まだ禁止令がでてない」


まだ禁止令の出てない薬草採取の紙を取ろうとした


メ『どうせまた禁止令食らうだろ』

エ『ですね』

テ『絶対そうですね』


と二人追加で言われた


ユ『起きたのか』

エ『はい、おはようございます』

ユ『昼だけどな』


メラとは違い

丁寧に優しく挨拶された


ユ『エアル、どの依頼を受けたらいいかな?』

エ『ユートさんは強いのでどの依頼でもいいと思いますけど』

メ『というかなんで俺に聞かなかったんだ?』

ユ『偏見だけどエアルのほうが頭良さそうだったから』

メ『んだとぉ!』

エ『ありがとうございます』


メラは小さい手で拳を作り

エアルは感謝してきた


メ『依頼さ、全部やってみたらどうだ?』

ユ『え?』


何かヤバいのが聞こえた


エ『それはいい案ですね!』

ユ『へ?』


エアルまで…


エ『では、ユートさんの今からやることはすべての依頼です!』

ユ『えー』

メ『何だぁ?乗り気じゃねぇな』


俺は乗り気じゃないだって

ランク上がって指名依頼をくらいたくないからだ


メ『…お前もしかして、こんなレベルの依頼ができないっていうのか?』

ユ『…』

メ『もしかして、ユートってやつはこんなにできないやつなんだっけな?』

ユ『てめぇ…言ったな!全部の依頼やってやる!!』


俺はD、Eランクの掲示板に乗っている

依頼をすべて受けて

すぐにこなしていった

そして三十分後


ユ「….はぁー、勢いで全部やっちまった」


と依頼をすべて終わらしたユートが王都の中にある噴水の周りの椅子に座って

ため息をついている


メ『まさかユートがこんなに煽りやすかったなんて』

ユ『急に煽られるなんて思わなかったよ。確かにちょっと考えてたし』 

エ『単純ですね』


曇りなき笑顔でそう言われると

なんか文句言いにくい


ユ『単純、褒め言葉と考えておくよ』

エ『でも良かったじゃないですか。受付の人には驚かれましたが金貨が三枚手に入るだなんて』

ユ『あははそうだねー』


棒読みである

しかも完全に目が死んだ魚状態である


メ『現実逃避してやがる。まぁ、今日だけでCランクになったもんな』

ユ『ランクあがりたくなかったのに〜、あはは〜』


まだ現実逃避中である


エ『テキストさん』

テ『はい』


精霊たちは俺の体に入るときは、テキストさんと会話できるらしい


エ『こういう人の直し方って知ってます?』


なんか恐ろしいこと聞いてない?


テ『うーん、何か叩くような刺激を与えるものをすればいいと思います』

エ『わかりました!』

ユ『いや、ちょ、ちょっとま...ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!』


俺は気がついたら

飛ばされていた

空中にな


ユ「バカヤロー!」

エ『これくらいが良いと思いまして』

ユ『心への刺激がヤバすぎんだろ!!』


とそのまま地面にすごい勢いで

落ちていった

その落ちたところにクレーターができてしまった


ユ『まったく、壊すなよ』

エ『すみません』


地面を直しながら

エアルをしかった


ユ『ふぅー、終わった』


そのまま帰ろうとしたら

俺は気がついた

周りからめっちゃ視線を浴びてるのを


ユ『エアル、今度から飛ばすのをやめてくれ』

エ『はい…..』


声的に反省しているようだ


ユ「さて、今日のご飯はなんだろう」


と徒歩で帰ろうとしたとき

上になにかの影が見えた


ユ「ん?」

「ド、ドラゴンだーーー!!!」


と誰かが叫んでから皆

王城向かって走っていった

ある一部の人たち以外


ユ「冒険者たちかな?」


そして、冒険者ギルドから

人が出てきた

服装的に職員だろう


受「冒険者の皆さん!緊急依頼です!ドラゴンが王都に来ました!退治してください!」


と大声で言っていた

そして、周りにはドラゴンを退治するために人が集まってきた

俺は動かなかった

なぜなら


ユ「なんかあのドラゴンどっかでみたことあるなぁー(棒)」

メ『知ってるだろ』

エ『なんでここにいるのでしょう?』


そのドラゴンは俺の目の前まで降りてきた

周りから


「おいガキ!危ないから逃げろ!」

ユ「誰がガキだ!」


言い返してから

声を抱えた


ユ「おい古龍何しに来た?」

古「迎えに来たんだよ」

ユ「!?」

古「と、友達になったからな」


おどおどしているが

友達だと言っている

友達と言ってくれたので俺は笑顔で


ユ「ああ!帰ろうぜ!」

古「そうだな」


俺は古龍の背中に乗って

帰った


------------------------------------


冒険者ギルドの前にある待っていた人たちは、ある男の子が龍と会話していたことが異常過ぎて何がなんだかわからないらしい


「あの男なんだ!?」

「あの緑色の龍と話してたぞ!」


と冒険者たちがあたふたしている

その周りで眺めていた人が居た


王子「あれ、ユートのお父さんだよな?」

ト「多分そうですね」

べ「絶対そうだな」


その三人には正体がバレていたのだ


--------------------------------


古「青いスライムがご飯を作ったと言っていたぞ」

ユ「ああ、青スラさんか」

古「そのままの呼び方だな」

ユ「ちょっとネーミングセンスないんで」

古「だな」


ド直球に言われた


ユ「流石に傷つくぞ」

古「ああ、すまない」

ユ「キクチと違ってすぐに謝ってくれるんだな。ありがて〜」


キクチだったらここからもう少し言い訳とかしそうだからな


古「そ、そうか」


すこし嬉しそうにしている


ユ「さて、今日のご飯はなんだろう」

もし誤字、変なとこ、質問などがあったら言ってください


この話へ一言 エアルから


エ「よく私千トンもある人を持ち上げれましたね。私」

ユ「自画自賛だな」

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