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兄は妹の気持ちを知らない

作者: カトユー

 どもTwitterのタグで6,000文字書くことになったカトユーです。RT数が多いのか少ないのかどうか……

 書く前は多くね?と思ってたけど、途中からは足りねぇ!となってました(笑) これくらいなら許容範囲内!


 元々は救いようもない悲恋系を書こうかなと思ったけど、書いてるうちに鬱々とした気持ちになってきたので全消し。そして、(なるべく)明るい話にしてみました!


 それではどーぞ。

 唐突だが俺には凄い妹がいる。

 佐伯優依(さえきゆい)は万能だ。中学校の生徒会長を2期連続で務め、全県模試では常に全国トップ10入り、絵も上手くてコンクールでは優秀賞以上が当たり前、コミュ力も抜群で友達と呼べる存在が数百人居る。そして美少女。綺麗な黒髪を一つに束ねたポニーテールは、彼女の快活な印象を強くしている。

 そんな妹の兄である俺、佐伯直泰(さえきなおや)はというと……


 フツメンにギリ分類できるくらいの男子高校生である。成績は中(の下)くらいで、運動神経が良いわけでも悪いわけでもなく、背格好も平均的、そして友達が数人いる程度。当然女子の話し相手なんて居ない。そしてオタク。「ござる」口調とか声優命!みたいなキャラではないけど、話すことはアニメとかラノベ、漫画関連のことばかり。クラスに一人二人居るような人間だね。ちなみに両親はこの世界のどっかで生きている。優依と二人で暮らしているのだ。

 そんな不釣り合いな兄妹だが、意外と普通の関係性だと思う。てか、そう思いたい……




コンコン。


「お兄さん?そろそろ大丈夫ですか?」


 時間は夜の10時過ぎ。自室に優依がやって来た。俺がどうぞと答えると優依が静かに入ってくる。


「まだ勉強中でした?」


「いや、ぼーっとしてただけだよ」


 そう言いつつ俺は机に広げていた(ホントに開いてただけ)教科書とノートを閉じた。

 優依は部屋に入ってすぐベッドに腰掛けた。


「今夜も良いですか?」


 そう言って当たり前のことのように優依は寝っ転がる。

 俺は「勿論」と答えてベッドに向かう。

 ……傍から見たら怪しい雰囲気かもしれないが別にそんなやましいことじゃない。


「今日も背中合わせですか?」


「そうしてくれると助かる」


 そう言ってお互いに背中合わせになって横になる。背中に暖かいものを感じるが、毎日のことなので何も感じなくなった。


「電気消しますね」


 電気を消すと部屋が暗闇に包まれる。

 感じるのは布団の暖かさと後ろの優依の体温、吐息だけだ。


「今日はどうでしたか?」


「どうも何もいつもと変わらないよ。優依は何かあったの?」


「今日は亜弥ちゃんと服買いに行ってました。亜弥ちゃんがたくさんの服を買わせようとしてきたので断るのが大変でしたよ…」


 笑いながら優依が言ってくる。いつもこんな会話するが、俺は答えるものが全く無いのに、毎日優依は今日あったことを教えてくれる。そして、出てくる友達の名前は毎日違う……


「優依は何着ても似合うからなー」


「そんなことないですよ」


 謙遜なのか優依はそう返してくるが、彼女は元が良すぎるせいか何を着てもホントに似合う。それに加えて彼女はフィーリングで服を選んでると言っているが、たいていその時期のトレンドをきっちりと押さえている。彼女自身、後々テレビや雑誌のトレンドコーデを見て「私と一緒ですね」と驚いているのを度々目撃している。フィーリング怖い…


 その後も他愛のない話をいくつかしている内に段々と眠くなってくる。それは優依も同じようで口調が段々とゆっくりしたものになってくる。


「そろそろ寝ようか」


「はい。私も眠くなってきました」


 互いにおやすみと言って眠りにつく。

 これが佐伯兄妹の日常だ。


 なんでこんなことが日常なのかだって?

 それは幼稚園からの行いがダラダラと続いてるからだよ。優依が「一緒に寝た方がよく眠れます。それにこれくらいしないとお兄さんが堕落した生活をするでしょう?」と言ってやめなかった。そして今も一緒にベッドで寝る日々が続いている。ちなみに就寝時間は妹に合わせている。美容とかには気を配っているらしい。




 翌朝目が覚めると隣に居た優依は居なくなっていた。

 寝癖を押さえつつリビングに向かうと朝食と弁当を作っている優依が居た。優依は朝早くに起きて俺の弁当を作っているのだ。ちなみに優依の中学校は給食がある。

 妹になんてことをさせてるんだと思うかもしれないが、これは優依が望んでやっていることなのだ。

 元々は俺が飯を作る予定だったんだが、どうも家事系の能力は全く無かったようで、優依に「失礼で申し訳ないんですが、お兄さんに家事の能力はないと思います…」と言われてしまった。まあ、夕飯作るのに毎日2時間も3時間も掛けてたらそりゃ呆れられるわな。……一応食べれれる物は作ってるんだけど、恐ろしく非効率なだけだからね?(涙目)


 そんなわけで食事、洗濯、買い物等々の殆どの家事を優依一人でこなしている。俺は主に掃除担当。毎日の仕事は風呂掃除だけ……


 そんな情けない自分にショックを受けつつも、朝食の準備をする。流石の俺でも配膳くらいは出来るわ()


 朝食は基本的に俺の弁当の残り物である。朝食と昼食のメニューが被ることになるが、作っていただいている以上、俺に文句を言う権利はない。てか、普通に美味しいので三食同じメニューでも全然いける。

 テレビを見ながらの朝食だが、優依の話ばかり聞いている。今日はこれが楽しみだとかポジティブな話ばかりなので、聞いてるこっちも気分が良くなる。


 登下校はどちらも徒歩で、お互いの学校も近い為一緒に登校することが殆どだ。ここでも優依の話を聞いてる。スマン、俺が話すようなことは殆どないのだ。

 学校が近くなると制服姿の学生をよく見かけるようになる。俺達兄妹の中はこの地域では有名なようで、皆微笑ましい目で見てくる。なんかこう、元気に遊ぶ幼稚園児を眺めてるような感じのがね。

 偶に婆さんが飴くれたりもする……

 どういう風に見られてるんだろうね?




 優依の中学校の前で俺達は分かれる。

「今日も寝ずに頑張ってくださいね」と優依がレベルの低いことを言ってくる。しっかり寝ても授業は何故か眠くなるんだ……

 ちなみに俺と離れた優依はすぐに友達に囲まれる。ここからは俺の一人旅だ。


 学校に着き、昇降口でスリッパに履き替えクラスに向かう。教室の扉を開けても誰と挨拶をせずに一直線に自分の席へと向かう。これが俺の日常なのだ。優依と関わってるのはほぼほぼ非日常と呼べるかもしれない。


「おはよー」


 ラノベを取り出し、さあ続きを読もうかと思ったところで話しかけられる。

 話しかけてきたのは小金沢(こがねざわ)空斗(あきと)。俺がクラスでつるむ唯一の人間だ。名前はリア充味がある(偏見)が普通のオタクである。残念。


「昨日のアニメ見た?」


「すまねー、まだ見れてないんだ」


「なんだ、今日も妹ちゃんと寝てたのか?」


「事実だけど、言い方ぁ…」


 近くの女子がぎょっとしてたぞ…。てか、被害被るの俺だよね。

 この通り、俺達兄妹の関係性を知ってる数少ない人が空斗なのだ。それ以外の人は仲の良い兄妹だと認識してる。多分。


「ところでさあ、直泰って今日の英語の予習やった?」


「逆に聞くけど俺がやってると思う?」


「知 っ て た」


 あんな早くに寝て予習復習がしっかりできるわけないんだよなあ(遠い目)

 まあ、夜遅くまで起きてて勉強するか?って聞かれても否だけど。

 寧ろ早寝のおかげで脳の動きは良いと思う。それだけでなんとかあの成績を維持してる。


「今からやるか?」


「今日の授業どこからだっけ?」


 ……。二人の間に沈黙が訪れる。なんで俺らは仲良いんだろう。お互いに足引っ張ってるだけでは?

 そう思ってしまうくらい俺らは勉強がダメだった。


 周囲の人に聞いて範囲は判ったが、さあ解き始めようというタイミングで担任がやってきてしまった。アウチ…


 授業は特に可もなく不可もなく進んでいく。強いて言うなら…案の定、予習してなかった俺らは仲良く当てられ、問題が解けなかったこととか?(ダメでした☆)


 昼飯は一人で食べることが多い。空斗は昼寝してるし、他に仲の良い人は居ないしで、ボッチ飯になる。基本は屋上…の小屋の上に登って食べている。5階くらいの高さからの景色はそこそこで、美味しい弁当と相まって最高の時間である。一人だけど。

 スマホをポチポチしたりと一人寂しく飯を食べて教室に戻り、午後の授業を受ける。

 午後の授業こそ何事もなく終わる。こっちも何があった覚えてないけど(←寝てた)。


 この学校では珍しいゴーホームクラブ(帰宅部)なので、直帰する。ちなみに義務ではないにも関わらず、部活動所属は全校生徒の93%以上らしい。熱心なことですな(他人事)

 スマホを開くと優依からのラインが来ていた。今日は生徒会があるので一緒に帰れないとのこと。こんな感じで各界から引っ張りだこの優依と一緒に帰れる機会は殆どない。一応帰宅部だけどスポーツ万能なので、助っ人選手として声を掛けられることが多い。一番謎なのは、弓道部に主将として出て県大会出場したことだろうか。それもう助っ人選手の域じゃなくね?


 飯と同じく一人での家路。ぶっちゃけ優依と空斗くらいしか関わる人が居ないから一人でいる時間が多い。優依は忙しいし、空斗は寝てるからね()


 家に帰り、制服から部屋着に着替え、自分の部屋へと向かう。ベッドに寝っ転がって昨日放送してたアニメを観たり、よーつべを観たりして時間を潰す。そこまでハマってる趣味ではないので、暇つぶし程度にしかならないのだ。

 日が暮れる頃になって優依が帰ってくる。これでも平均的な時間なのだ。友達と遊んだり、生徒会の仕事があったりすると8時を過ぎるのだ。


 一応何か手伝おうかな思ってリビングに向かうものの、優依に「一人の方が効率的なんです」と断られる。邪魔ってストレートに言われないだけマシよ……(涙目)

 そんな妹の微妙(絶妙?)な配慮に涙していると「ご飯出来ましたよ」と呼ばれる。


 佐伯家の夕飯はいつも豪華だ。時間があるおかげか優依が凝った料理を作ったりするのだ。今日のメニューはグラタンとレタスとか緑中心のサラダ。グラタンは良いとして、サラダは嫌だなあ……。別に野菜が嫌いでは無いのがなんとなく苦手なのだ(言い訳)。

 とはいえ優依が作ったり料理は美味しいので意外と食べられる。以前、ピーマンとナス、キノコに魚という嫌いな物の詰め合わせみたいなメニューがあったが、何故かフツーに食べられた。

 サラダも難なく食べられた。かけてあったドレッシングが美味しかったのでどこのやつか尋ねると「手作りのやつです」と返ってきた。なんでもソースとドレッシングを手作りするのにハマったらしくて色々と試行錯誤を重ねているらしい。これも試作品らしいけど、店で売ってそうなクオリティーだった…

 食事中の会話は優依の生徒会の仕事のことだった。クラスマッチが近く、いつもより忙しく大変だと言っていた。彼女の場合、会長、副会長、会計、書記の仕事の軸になってるからなあ。それなりに仕事量が多いのかも。


 皿洗いや片付けは俺がやったりやらなかったり。優依は鍋とかの扱いにはこだわりがあるらしく、頑なに俺に洗ってもらおうとはしない。それ以外の食器は俺が洗う。毎回割りそうで緊張するけどね。

 食事のあとはまったりとテレビを観たり、スマホを弄ったりする。場所はダイニングテーブルからソファーに移る。優依は割と近い距離に座ってくる。寝る所とか、こんな所を見てると、優依はネコに似てるな〜と思ったり。甘えん坊(?)って言えばいいのか?


「そういえば高校はどうするんだ?」


「中高校にしようと思ってますけど?」


「え?俺と同じとこ?

北高校の方が良いんじゃないの?」


 何気なく聞いた志望校にびっくりした。俺の通ってる中高校は学力で言えば平均的、特に特徴のないとこなんだが……

 北高校はこの地域では学力トップで、オール5の優依は当然そこを目標にしてるんだろうとは思ってたんだが。


「ランク高い学校に行けば授業のレベルも高いだろうし、周りも良い雰囲気で学べると思うんだが」


 そう説得(?)したが優依は唸るばかり。


「確かに北高校に行けば勉強に集中出来ると思います。けど、中高校に言っても私が周りに流されずに努力し続ければ、最終的に同じ結果になると思います」


 そう言ったあと「……それにお兄さんもいますから」と小声で続けた。


「ちゃんと考えてるんだな」


 そう返すと「当たり前です!」と食い気味に返された。流石に俺も考えなしで中高校を選んだとは思ってないんだが……


「てか、優依はなんでそんなに頑張ってるんだ?勉強も出来て、運動も出来る、こうして美味い料理を作れるし……

なんか目標とか夢みたいのがあるの?」


 純粋に思ったことを聞いてみると何故か優依は下を向いて黙ってしまった。

 しばらくその状態で下を向いていたが、ばっと顔を上げると「これはお兄さんにも言えません!」と言ってリビングを出ていってしまった。


 はて、なんかマズいことでも聞いてしまったのだろうか?とも思ったが、別に怒ってる風にも見えなかったので単なる隠し事だと思うことにした。

 あ、風呂入れるの忘れてた……



――――――



 部屋に戻った私は熱くなった頭を冷ますためにぼーっとしていた。


「目標とか夢みたいなのがあるの?」


 お兄さんがさっき言ったことを思い出す。

 夢なんてもう10年近くも変わらない。

 それは……


「お兄さんのお嫁さんになること」だ。


 お兄さんはもう覚えて居ないかもしれないけど、幼稚園の頃そんな宣言をしてた気がする。おままごとの中での言葉だったけど、不思議とその後もずっと覚えていた。

 中学生になると周囲でも彼氏彼女が出来たって話を聞く機会が増えた。友達も彼氏が出来て、毎日幸せそうに過ごしている。

 そんな彼女達に憧れると同時に、私にそんなような人は居るのだろうか?と考えるようになった。何度か同じことを考えたけど、毎回決まって思いつくのがお兄さんの顔だった。

 お兄さんは今も昔も変わらず、私を妹として可愛がってくれる。過度に口出しはせず、いつも私の主張や意思、時には我儘なんかも受け入れてくれた。そんな包容力に惹かれたのかもしれない。

 中1で初恋をしたけれど、そこから今まで何の進展もない。一重に私の不甲斐なさのせいだ。友達がしてたようなアピールはせず、本心を隠し、その場に合った感情をお兄さんに見せる。そんな日々を悲しく思ったことはないけれど、どこか虚しい気持ちになった。私は何をやってるんだろう?ってね。


 今も仲の良い兄妹としての関係性を保っている。別にこの関係性を崩すのが怖いわけじゃない。私はこの関係に満足してしまっているのだ。


 ……と言うのは嘘で、ホントは兄妹の仲が壊れるのが怖いのだ。お兄さんに告白して、仮に、億が一フラれたら私はもうまともに生きていく自信がない。逆に告白が成功しても、お兄さんに迷惑掛けないかな?と心配に思ってしまう。

 そんな情けない私が居るのだ。




「風呂沸いたよー」


 暫くしてお兄さんが呼びに来た。私は準備をして風呂に向かう。

 風呂に入り(何を考えていたのかは覚えていない)、部屋に戻り寝る準備をしたりちょこっと予習復習をやったりする。

 そうしている内に寝る時間になった。

 私はどこか悶々とした気持ちの悪い感情に塗りつぶされながらも、いつもどおりお兄さんの部屋に向かう。この気持ちを消すためにもお兄さんと一緒に寝た方が良いのかもしれない。


 部屋に入り、お兄さんのベッドに寝っ転がる。私の頭は真っ白になっているけれど、心は雪が積もった朝のようにしんと静かになっていた。


 やがてお兄さんもベッドに入って背中合わせになる。


「さっきはすまなかった」


 唐突にお兄さんが謝ってきた。おそらくさっきのことだろう。お兄さんは全くわるくないので、私は「気にしないでください」と告げる。

 そして、


「……お兄さんは私と一緒に居るのが嫌ですか?」


 そう尋ねた。

 お兄さんは突然の質問に驚き、暫くゴソゴソと身じろぎした後答えをくれた。


「そんなこと一度たりとも思ったことはないよ。寧ろずーっと感謝してる。何せ優依が居ないと何も出来ないからな…」


 何とも情けないものだった。

 でも私の心を刺激するには十分な言葉だった。

 私は決心した。

 心の中で「お兄さんにまた迷惑掛けちゃうね」と謝ってから、


「お兄さんに大事な話があります」


 後ろのお兄さんがゴクリと唾を飲んだ。


「私はお兄さんのことが幼稚園の頃から大好きです。私と…付き合ってください!」


 賽は投げられた。

 結末の考察はご自由に。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかはご想像にお任せします。

 感想でこういう結末どう!?ってやつがあったら教えて下さい。作者も一緒に楽しみます。


 前書きで書いた悲恋物語、ぜひみたいと言う方は感想欄かTwitterの方で教えて下さい!

 要望があれば年内に投稿します。


Twitter垢

カトユー(小説家になろう)

@RVdX8yzugRufoNT

https://twitter.com/RVdX8yzugRufoNT?s=09


他にも作品を投稿してるのでぜひぜひ。

ではまたどこかにて。

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