表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平凡な日常と夢の世界  作者: 花崎一輝
1/5

夢と現実

「目覚めよ」

  突然そんな声が聞こえてきた。

  「うるさい !今何時だと思ってるんだ!もう少し寝かせろ」いきなり起こされた俺は機嫌が悪く、誰かも知れない相手に怒鳴りつけた。時間は午前8時、普通の人なら起きる時間帯だ。


「目覚めよ」

 2度目だ、何の嫌がらせだ、いい加減にしてほし

い。徹夜でゲームしてたおかげでまだ眠いのだ、早く寝たかった俺は、耳を塞ぎ、布団に潜った。


「目覚めよ」

 3度目、耳を塞いでいるのに聞こえてくる、

 聞こえるというより脳に直接伝えられてる感じだ。 それでも無視を続けた。


「いい加減目覚めろ !」

 相手がキレたようだ。仕方なく起き上がる事にし

た。別に怖かったとかそんな理由では決して無い。


「誰なんだよ、人の睡眠を邪魔しやがって」


「我が名はゼウス、世界を創造し者」


  あぁなるほど、これは夢だ。俺はすぐに分かっ

た。たまにある事だ。自分は今、夢を見ていると分かることがある。


 夢と分かればもう怖くない。何をやっても目を覚ませば全てなかった事になる。どうせならこの夢を楽しもう。「おい !おっさん、俺に何の用だ?話くらいなら聞いてやってもいいが」


  目の前が急に白くなり、大きな人影が現れた。

ゼウスと言っても想像してたのと全然違う。髪や髭は白く、ガタイも良い。だが、威厳やオーラなどが全く感じられない。こんなのが神なのか?「俺でも勝てそうだ」神を見て第一声がこれだった。


  ゼウスと言うよりサンタクロースと名乗られた方がまだ納得出来るくらいに本当に弱そうだった。サンタクロースが強いか弱いかと聞かれればよく分からんが、多分強くは無いだろう。


「私の名を聞いてそこまで偉そうにする奴は初めて

だ、今回だけは大目に見てやろう。お前には一つ頼みたい事があってきたのだ」

「何だ、その頼みって、どうして俺なんだ ?」これは俺の夢な訳で、俺が主人公として呼ばれるのは当たり前な訳だが、一応聞いておいた。


「うむ、お前には異世界にいって世界を救って欲しいのだ。

  ……お前を選んだ理由、本当に知りたいか ?」

  「世界を救う? いや、そんな事よりナゼ理由を話すのを渋るんだ。詳しく聞かせて貰おうか!」


  「聞きたいと言うのなら仕方ない。……日本の高校生を対象に知力や体力といった能力が平均的で、今後この世界に何の影響も与えない存在を検索した結果、唯一ヒットしたのがお前だった」


  「いや、理由酷すぎるだろ!検索ワードにも悪意を感じられるんだが、俺にだって世界に何らかの影響を与える事は出来ると思うんだが⁉︎」


「それは不可能だ!お前、後30秒後に死ぬし(笑)」


  「え、ウソ、俺死ぬの?」てか軽くね?俺死ぬんだよね?もっと労わってくれても良く無いですか?


  「後の説明はお前が死んでからにしよう」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ