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アルバイトを完遂せよ。~ある魔術師のアルバイト顛末記~  作者: くらま
1.エフタルの心臓・ウェルバクレス
2/43

アルバイトを完遂せよ-2

 ドワーフ族の男の隣には、身長155cmぐらいの普通体型の人間の女。彼女は周囲を見渡し、こう言った。

「街には活気があり、文化的にも成熟しているようです。外界からの刺激が入らない辺境の村ならいざ知らず、なぜこれほどの規模の国で魔術師が忌み嫌われるのでしょうね?」

 女の声に細身の人間の男が答えた。

「忘れられない強烈な記憶というのも、あると言う事ですよ」

 彼は一度言葉を切り、こう続けた。

「いや、忘れられないのも、彼の呪いの影響かもしれません」

 その言葉を受け、大男は先日聞かされたこの国にまつわる伝承を思い出していた。

「黒き竜王の呪い……ってヤツか」

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