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肆・それぞれの戦い方

 頭の中にかかっていた霧が晴れて思考力が回復するけれど、現状が理解できない。

 ……ここ、どこ?


「……部長? ここは……?」

「あの海の家の2階だよ! 覚えてないの!? 君、いきなり立ち止まったかと思ったら、無表情でUターンして2階に上がって部屋に入っちゃったんだよ!」

 俺が尋ねると部長は若干キレながら、でも何かに恐れるように小声で俺の肩を掴んで揺さぶって説明する。

 え? 俺があの2階に自分から入った?

 マジで?


 声には出さなかったけど俺自身の疑問は顔に出ていたらしく、部長は小声のまま「マジだよ! 今回は本当に私は止めたし反対したのに、日生くんは何も言わずに勝手にどんどん進んで入って行っちゃったんだよ!」と、俺の行動に抗議する。

 色々と危ないことをやらかして人に迷惑をかけることも少なくない人だけど、嘘をついたりして誰かに責任を転嫁する人でないことはまだ3か月ほどの付き合いでも知っているので、実際にそうなんだろう。

 けど、そうだとしたら俺はどうしてたんだ? 何かに取り憑かれてたのか?

 ……ダメだ。部長と一緒に羽柴達の元に逃げようとしてたあたりから、記憶が曖昧だ。思い出せない。


「す、すみません! 部長、すみません!」

「……とりあえず、もう別に何ともないみたいだね。ならいいよ。っていうか、別に怒ってないから謝らなくていいよ」

 俺が謝ると部長は柔らかく笑って許してくれた。が、そのあとすぐに真顔になって、俺の手を握って言う。

「でも、とりあえずここから出よう。私としては写真を撮りたいんだけど、君がまた意識も記憶もなくして勝手にどっか行こうとしたらヤバいから」

 ……歪みないな、このオカルトマニア。さすがに俺の心配はしてくれてるけど、そんなん見てまだ写真撮りたいのか。


 ちなみに俺は、入る前の2階の異常さに気付いた時ほどの恐怖心はなくなっている。

 2階に行った記憶がすっぽり抜けているからか、ここがあの2階だという現実味を実感していないせいかもしれない。

 実感できてないのは、記憶がないからだけじゃなくて、実感してしまったらもう俺はまともな思考も行動もとれなくなるからという、本能的な防衛で事実から目をそらしているだけというのもあると思う。

 けど、その方が今は良い。冷静さを失ったらそれこそ終わりだ。

 だから俺は、先輩の手を握って歩を進めた。


「……部長、どっから行ってどこにどう進んだとか覚えています?」

「ごめん。パニくって日生くんについて行くことが精いっぱいで覚えてない」

 一応尋ねてみたけど、予想通りの答えが返ってきた。ここは俺の方が責められるべき立場なので、何も文句はないし言えない。

「大丈夫ですよ。外から見た分じゃたいして広くもなかったし、多少は光があって周りも見えるし」

 だから俺が何とか慰めの言葉を絞り出し、部長に、そして自分に大丈夫だと言い聞かせた。


 それが気休めにもならないことは、暗闇に慣れた目で見れる範囲の周囲が語ってる。

 元が飲食するためのスペースだったのだから、それ用のテーブルといすが置かれてるだけだろうと思っていた。

 けれどここは、外から見て感じた異常を十分に体現するほどの、異常な空間だった。


 まず俺が立ち止まっていた場所の床に、大量の白米と思われるものがぶちまけられていた。

 異臭の正体はこれだ。そして、部長が見た山盛りの飯の末路だ。

 それだけでも十分に異常だけど、この部屋は言葉通り迷路と化していた。


 大部屋に壁を作って仕切って迷路にしてるんじゃなくて、元が飲食スペースとは思えないもので溢れて迷路状態になっていた。

 例えば、ベッド。例えば、タンス。例えば、本棚。例えば、学習机。

 それだけなら倉庫代わりにしてたのかな? と考えられないこともないけど、そのどれもこれもに大量の札を張っていたり、蜘蛛の巣のようにロープでぐるぐる巻きにされていたら、もうどうやっても常識的な想像ができるか。

 さらに床には本やら服やら釣竿やらおもちゃやらが散乱してて、歩きにくいことこの上ない。

 マジで何なんだよ、この部屋。


 そんなごちゃごちゃしてるわ、色々と怪しさ爆発してる物に囲まれてるわと、本気で泣きたくなる状況だけど、ここがたいして広くないのだけは事実だ。

 その事実だけにすがって、とりあえず俺と部長はわずかな光源である窓の方に向かう。

 窓があるってことはあそこは壁だ。壁つたいで歩けば、ドアは見つかるし、最悪あの窓を割ればいい。

 部長と意見が一致して、そろり、そろりと俺たちは忍び足で窓に向かう。



 * * *



「……ごめんね、日生くん。余計なことを頼んで」

 ポツリと部長が珍しく、素直に謝った。

「いいですよ。結局、やばい目に合わせてるのは俺ですし。それよりも、どうして部長は俺についてきちゃったんですか?」

 実際にここに入っちゃったのは記憶にない、何かに操られていたとしても俺なわけだから、別に気にはしてないのでその辺は流して、俺は聞く。

 正直、いつものように「心霊体験できるかも!」とはしゃいでたんじゃないかなーと思ってた。


 部長の答えは、違ってた。

「え? だってどう考えても明らかヤバい場所に、私が頼んだことが原因でふらふら行っちゃったんだから、せめて傍にいて止めるかなんかくらいしなきゃダメじゃん」

 部長はきょとんとした顔で、当たり前のように言う。

 危険な場所で、危険な状況だと理解せずに軽はずみで行動したのではなく、理解したうえで、逃げるのではなく責任を果たそうとしたのか。


 ……この人の守護霊が自分から危ないことに首を突っ込む部長をよく見捨てないなと思ってたけど、その理由が今、分かった。

 部長は正直言って馬鹿であることは否定できないけど、愚かではない。

 ちゃんと自分が背負うべき責任の重さを正しく理解して、それを背負う覚悟を持っている人だから、この人の守護霊は時に怒り、時に呆れながらも守るのだろう。


 そのことを理解して、安心した。

 部長の守護霊は部長を見捨てない。

 つまり、最悪は部長だけでもなんとか助かるだろう。

 俺だって死にたくないけど、でも、それでも、俺の方が年下でも、俺は男だから

 だから、最悪の事態の覚悟を決めるべきなのは俺なんだ。


 そんなことを考えても、俺はもちろん死ぬ気はない。

 特にこんな残飯の腐臭で鼻が曲がりそうで、さっきから虫がガサゴソとそこらへんを這い回る音がうるさい場所で死ぬのは、オカルト関係なくごめんだ。


 っていうか正直、今一番怖いのは霊とかじゃなくてこの這い回る虫の方。

 オカルト関係に対しての恐怖心は今のところ麻痺してるけど、虫に関する生理的嫌悪は健在だ。

 この昼間だというのにかなり暗い部屋の唯一の利点は、残飯に湧いたであろう虫が視認できないこと。

 音からしてかなり多く、しかもでかいだろうから、見えたら俺はたぶん泣く。

 部長も泣くだろうな。この前部室でGが出た時、一番騒いでたし。


 窓にだいぶ近づいた時、部長が緊張や恐怖を紛らわそうとしたのか、口を開く。

「暗いのはやっかいだけど、明るくてもこの部屋見たくないわね。あの残飯からして、Gや蛆がめっちゃいそうだし」

 俺と同じことを思ってて、俺は苦笑する。

「そうっすね」

 軽く同意すると同時に、窓辺にたどり着いて、壁に手をつく。

 その手の上を、一瞬、何かが這い回った。


「!?」

「? 日生くん?」

 這い回った感触に慄き、その場に硬直した俺を、部長が怪訝そうに呼びかける。

 這い回った感触は、何本もある足。虫の感触だ。

 音からしてある程度の予想と覚悟はしてた。壁に手をついた時、潰してしまわなかっただけマシだと思いたかった。


 ……マシだと思えない、予想も覚悟もしていなかった理由がある。

 俺の手に、手の甲を這って通り過ぎた虫。

 その足が妙に硬く、鋭く、俺の手を軽くとは言え傷つけるぐらいだったことすら、些細だ。


 その虫の大きさが、全長が、どう考えても俺の手よりもはるかに大きかった、子猫ぐらいはあったことに比べたら。


「……部長。……部長には……聞こえて……ますか?」

「え?」

 虫の異様さに気付くと同時に、ある不自然な部分にも気づいてしまった。

 部長は言った。


『あの残飯からして、Gや蛆がめっちゃいそうだし』


 部長は確かに、そう言った。


「部長には……この……音が……

 …………この、這い回る音が……聞こえますか?」

 振り返り、尋ねる。


 部長は、暗闇でもわかるくらい顔を青くさせて、答えた。


「……そんな音……してないよ?」


 そうだ。

 聞こえていたのなら、言う訳がない。


『あの残飯からして、Gや蛆がめっちゃいそうだし』


 仮定形で、言う訳がないんだ。



 * * *



 目をそらしていた恐怖を、見てしまった。

 気が付かないふりをしていたものに、気付いてしまった。

 それを嘲るように、ガサガサとうごめく音が、ガリガリと引っ掻く音が大きくなる。

 わずかとはいえ光源があるので、部屋の中で巨大な虫の影が蠢いているのが見える。

 近づいてくる。


 囲まれてる。


「日生……くん?」

 ガタガタと震える俺に、歯の音がかみ合わない俺に、部長が戸惑いながら、縋るように声をかける。

「……逃げて」

「え?」

 俺は部長の困惑を無視して部長の腕を引き、立ち位置を入れ替える。部長を壁側にやって、なけなしの強がりを吐き出した。


「部長は逃げて! 壁伝いで歩けば、ドアが見つかる!」

 ガチガチと鳴らす歯で、舌をかまなかったのが奇跡だ。

 俺はそれだけを言って、ろくに周りも見えない部屋の中を逆走した。


「ちょっ!? 日生くん!!」

 部長の声を無視して、俺はがむしゃらに走る。

 大丈夫。部長には守護霊がついてるし、それに何も見えてないし感じてない。完全にノーマークだ。

 こいつらの狙いは、俺だ。

 何を狙っているのかは全く分からないけど、俺の今迄の経験が、そして本能が言っている。

 こいつらは俺を欲している、と。

 だから、離れなくっちゃ。部長の守護霊は強いけど数が多くてヤバいし、なのより今はノーマークだけど、「人質」という形で部長も狙われるかもしれない。

 そうなる前に、離れろ。誰かの負担になるのは、羽柴だけで十分すぎる。


 そんなことを考えながら、俺は狭い部屋の中、タンスや本棚にぶつかりながら、床の本やらおもちゃやらを踏んだり蹴飛ばしながら、とにかく部長から距離を置く。

 周囲の虫と思わしき生き物は、ざわざわと音をたてて、大群で俺を追ってくるのが陰でぼんやりと見える。ははっ、マジでちゃんと見えなくて良かったわ。影だけでも気持ち悪い!

 そんなことを現実逃避気味に考えてたら、棒状のものを踏んで思いっきり後ろに転んだ。


「ぎゃっ!」

 背中と後頭部を床に打ち付けて、悲鳴を上げる。

 踏んだのは、子供用のバットだ。何でこんなもんがここにあるんだよ。本棚とか学習机とか、っていうかこの部屋にあるものすべてに言えることだけど。

 パニック故か、そんな場違いな考えがまず先に来て、次に気付いたのは床に散らばって、俺の身体にチクチクとかゆみを覚える程度に刺す何か固いもの。

 一瞬、プラスチックの欠片かなと思ったけど、細い三日月形のものがほとんどであるそれが何かは、俺の身体に、足からゆっくりと甚振るように、嬲るように、登ってくる虫の足が教える。


 その感触は、軽く爪を立てられた時とよく似ていた。

 これは、この虫たちの爪。

 この虫は、人の爪を足に持つ虫。


 手足を床に張り付けるように登り、拘束する虫が鳴いた。

 ゴポリと、水中の泡がはじけたような音だった。



 * * *



 ゴポリ、ゴポリと水中で息を吐くような音をさせながら、虫が言う。

「ぼじい」「がわっで」「いやだ」「いぎだい」「じにだぐない」「だずげで」

 水の中の声のように、濁って不鮮明な発音で俺に言う。

 あぁ、こいつらも水死した霊なのか。


 理屈はわからないけど、この町が水死した霊のたまり場になっているのはここが原因だと確信している。

 そして、この霊たちは浜辺や町中にいる霊たちとは違って、きっと「選ばれた」奴らだ。

 条件はわからない。けど、たぶんそうなんだろう。

 町の中にいる霊は大雑把な「水死」という条件だけで引き寄せられて、集められた奴ら。

 こいつらはその中でさらに何らかの条件を満たしているんじゃないかと、俺は思った。


 思うだけで、何もできない。

 虫の大群が俺の身体を這い回り、蠢いているのに、俺は振り払うことも起き上がることもできやしない。

 そう重くはないのに、金縛りにあっているわけでもないのに、体が動かない。

 恐怖で支配された俺の身体は、声帯を震わせて悲鳴を上げることすらできやしない。


「どいで」

 ただ、床にあおむけになってガタガタ体を震わせることしかできない俺に、虫が言う。


「どいで」

「どいで」

「どいで」

「どいで」

「どいで」「どいで」「どいで」「どいで」「どいで」「どいで」「どいで」「どいで」「どいて」


 何もいない、誰もいない空間に、虫たちの不鮮明な声が輪唱して訴える。

 そこをどけと、言っている。

 言われて、気付いた。

 虫たちは俺の身体を這いずりまわっているけれど、俺の顔付近に近づかない。俺の顔に登ってくること、触れることは全くしていないことに気付いて、「どけ」の意味を知る。


 そういや、俺にも守護霊がいたんだっけ。

 羽柴すらも「いるのはわかるけど、何故か見えないし声も聞こえない」という、ハンパにすごいのかどうなのか謎な守護霊が。

 たぶん、虫は俺じゃなくて俺の守護霊に言ってるんだ。

 執拗にどけと言ってるということは、嫌な想像だけどこいつら俺の口に入ることで俺の身体を乗っ取れるとか思ってんじゃないか?

 だから、守護霊も俺の頭にだけは触れさせない、近づけないように守ってるんだ。


 俺は、結局は誰かに守られてるのか。


 いつも、いつだって、誰かに……


『ソーキさん』


 あの子に守られてばかりで、いいのか?



 * * *



「……いいわけ……ねぇだろ!」


 自問にキレた自答を返す。

 駄々っ子のように手足をバタつかせて、体中に這いまわる虫を薙ぎ払って追っ払う。

「何が目的か知らねーけど、俺は俺のもんだぁぁぁっ!

 俺に触んじゃねぇーっ!!」

 ブチ切れてそんなことを叫びながら体を起こすけど、今度は天井を這っていた虫が落ちてきたのか、前のめりで倒れる。


「おぶっ!」

 変な悲鳴で倒れる俺の背に、虫の足が、爪がいくつも食い込んだ。

 やっぱり頭付近には近づけないけど、さっき以上の数がまた手足と体に登って、さっき以上の力で押さえつける。

 先ほどまでは遊びであったことを思い知らされる。

 また、俺の判断が間違っていたと知る。


「日生くん!?」

 部長の声がした。思ったよりも近いところで。

 俺が走り回って遠ざけたつもりが、実は全然遠ざかってなかったのかと思ったら、違った。


 一瞬、あたりがやけに明るくなった後、カシャリとシャッターを切る音がした。

 それは、壁際ではなく、俺のすぐ近くの学習机の脇から。


「守護霊さま! 反省してるから、日生くんの救助マジでお願いします! っていうか、日生くんどこー!?」

 部長がパニックを起こして叫びながら、デジカメでパシャパシャと辺りの写真を撮りまくっている。

 写真を撮りたいと言っていたけど、それは明らかに興味本位で撮っているんじゃない。

 自分には見えない、感じない、わからない、故に相手にされていない奴らに、「自分はここにいる」と訴えているようだった。


 囮にかってでる行為だった。


 うつぶせにされて押さえつけられているので俺には見えなかったけど、虫たちが一斉に部長を見たような気がした。

 相手にしてなかった、する価値もないと認識していた部長を、虫たちは意識した。

 虫は陸の上で、水の中の声音で言った。


「うるざい」

「じゃま」

「おまえば、いだない」


 見逃していたものを、見逃せないものと認識してしまった。


 俺は、手足に、全身に力を込めてもう一度、虫をはねのけようとする。

 けれどいくつもの人の指に似た足を持つ虫に押さえつけられて、顔をあげることだけが精いっぱい。


 ――どうして俺は、男なのに、守りたいのに、いつだって守られてばっかりなんだよ?


「部長! やめて! にげっ……!」

 部長に対する懇願の言葉は、最後まで言えなかった。



 * * *



 言う前に、ガッシャァーンッッ!! とものすごい音がすると同時に、光とともに何かが飛び込んできて、ちょうど俺と部長の間である床に刺さった。

 床に刺さると同時に、黒板を爪で引っ掻いたような不協和音な悲鳴らしきものが響く。

 耳を押さえることもできずに、歯を食いしばってその音に耐えながら、飛び込んできたものを見る。


 それは、見覚えのある木刀。

 きっと10分ちょっとしかまだ経っていない。それくらい前に、見た。

 スイカ割り用に先生が持ってきた木刀。

 それを、彼女が持っていたのを、見た。


 木刀に刺さったものは、木刀に刺さったからかそれとも光を浴びたからか、床でグズグズに溶けて、もう原型が何だったのかはわからない。

 溶けて残っているものは、腐って溶けた海藻が一番妥当な見た目と酷い匂いだった。


 光が入ってくる部分には、虫は近づかない。

 俺の身体の光りに近い部分にいた虫も、いなくなっている。

 けどこれは、光に弱いから逃げているとは限らない。

 逃げているのは、光からじゃなくて彼女からかもしれないと俺は思った。


 割られた窓から彼女は入り、床に刺さった木刀を引き抜く。

 恐れもなく、凛とした佇まいを崩さず、このおぞましい聖域さえも、自分の領域に塗り替えんばかりに清廉とした少女は、涼やかな声で呼んだ。




「ソーキさん」




 ――あぁ。

 また、助けられた。

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